金緑の神子と神殺しの王 (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 77
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344836549

感想・レビュー・書評

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  • 秋人があれだけ過酷な目にあってるんだから、ハルカも何かしら辛いことがあるんじゃ。と思ってたら案の定。
    でもこちらは迫害され暴行受けの過酷さじゃなくて、ちやほや持ち上げられ大切にされてる風で実は人々や神の思惑に添うよう強制され自由を取り上げられ、意に添わないと精神的虐待。あと「神子」の仕事として性的搾取を受ける的な。
    ルシアスはいいとして…『神』の陵辱。わー、触手攻~!お好きな方には堪らないやつ。
    でも、ああ言う儀式系にたまにある、麻薬投与されちゃうようなのがなかったのはまだ良かったのかな?
    まだ金緑~②を読んでないので途中で話が終わっちゃってるんだけど…。多分、ルシアスとも両片思いで、秋人溺愛のレンドルフ見てたら「アキちゃんはいいなぁ」になるの、よく分かる。大変だけど、ハルカよりは自由に振る舞えるし。
    秋人からしたら「はぁ!?」だろうけど、ハルカも大分つらい。物理的に命を狙われたり暴行受けるのと、精神的に『翼を折られ』人としての尊厳を傷つけられるのと、どっちも辛い。ハルカはいわゆる賢い子ではないけど、バカではない。ちゃんとそれなりに考えてる。
    このあとどうなるのかなー。

  • 黒髪アキちゃんの友達の神子認定されたハルカのハルカ側視点から始まるお話でした。
    ハルカは王を決めなくてはならなくて、前巻の秋人視点でのお話も過酷で大変だったけどこちらはまた精神的に辛いなと思った。
    後半はアキに想いを寄せるレンドルフ視点のお話。安心して甘々な想いを見届けられました。
    王選びの詳細はまだわからないので次巻も読むのが楽しみです。

  • 黒曜のハルカサイドの話
    黒曜読んでたら分かるんですが、確実にハルカが乱暴される描写がある…!苦手シチュエーションなので読むのに覚悟が必要でしたw
    ただ、ハルカの話だけと思ってたらレンドルフ視点の話も入っていて嬉しかった!
    受けが乱暴されると可哀想すぎて最後まで引きずってしまって、全然萌えれない性癖なのでまぁこんなもんかな…
    ファンタジーBL大好きだし話も面白いので読むけど慣れませんねー

  • 異世界トリップのスピンオフでした。しかも続く。あれ?六青先生って、一人称でしたっけ?

    あまりにもスムーズ過ぎて逆に恐いんですが(作者比)。王候補全員とお試しHしないといけない神子さま受け。その一人目の王候補攻めが、本当に少女漫画のカベドン並みに分かりやすい王子さま。ホントに攻めは読み通りの良い人なのかとうがってしまう…。
    エロは甘目(^q^)しかし受けの唯一無二の親友が連れ去られた?って状況なのにこの甘さでよいのか。できれば義務Hではなく慰めHからの展開が良かったかも。

    神様からの触手プレイでヤられて、ハイ続く!…しかしタイトルからすると、攻めが報復で神を殺したのかな?

  • 「黒曜の厄災は愛を導く」の春夏がメインになっているストーリーです。時系列的には並行している話なので、あの時実はこうだったのね、と思い出しながら再び同じ経緯を辿ることになります。

    ハルカは、前作の時にも感じていたとおりのアホっ子でしたww
    不安材料いっぱいであれこれ疑ったりもしてましたが、今回召喚されて神子としてまつりあげられた後のいきさつがわかると、到底彼一人の力ではどうしようもなかったのだと納得。
    そして、ハルカは本当に純粋にアキのことを大切に思っているのも理解できました。ハルカなりにアキのために手を尽くしてたこともわかって、アホっ子だけどめっちゃいい子だな~と好感度がアップ。
    …自分ばっかり良い思いをしてたんじゃないかと疑ってた部分もあったので…w
    ハルカも大変な目に遭ってたんですね。ルシアスがステキで頼れる人でよかったです。二人のやりとりがとても面白くて微笑ましかったですw

    「黒曜に導かれて愛を見つけた男の話」は、やはり前作を視点を変え、レンドルフの立場から描いたもので、これは雑誌のリンクスで既読してました。
    …しかし、これ雑誌の方でも7月号に続いていて、しかもその先は書き下ろしで次巻に収録される形で結局結末はまだ知りませんww先取りしようと思ったんだけど…w

    本編では言葉の通じない二人に本当に焦れ焦れさせられました。あの時レンドルフは何て言ったの?と気になっていたのはスッキリしましたが、この二つの話の続きは夏までお預けのようですね。
    レンドルフが素敵です。彼の気持ちが日本語でわかるとwwいっそう好きになりました。
    アキが不憫で不憫で胸がつぶれそうだったので、ぜひ続きではレンドルフとの甘く幸せな姿もじっくりとみせつけてもらいたいですね…ww
    続きがとても待ち遠しいです!

  • 表題作と、前作の攻視点の二作を収録。前作がとにかく好きだったのでどちらも非常に楽しみでした。そう、たとえ二作とも次巻に続くの非道展開だったとしても…!二作ともはない…と絶望しつつ、結果的に前情報として知っていて良かったです。知らないで読んでいたら、期待してた分ガッカリ感ぱねえ。
    『金緑の…』は、秋人と違い神子として召喚されていた春夏の話。4人の王候補とHしなくちゃいけない設定も、春夏がわりと楽天的な性格のせいか、前作の秋人と比べてそれほど悲愴感はない。ルシアスとの関係も順調(鼻フガのシーンが可愛い)。だけど最後の最後にご無体があり、神子の役目を知るもさらなる春夏の不幸を匂わせつつ続く。
    『黒曜に…』はレンドルフ視点の秋人のお話。前作で不足していた主人公カプのラブはこれで補って余りある。会えない時間が長かった二人だけど、会えない時間もちゃんと愛をはぐくんでいたのね(主に攻が)。自分も候補者の一人なのに肝心の神子を放っておいて、いそいそとアキの元に帰るレンドルフに萌え。これであの年の差と思うとそれも萌え。主とアキの見てはいけない場面を目撃して動揺してしまう従者にも萌え。
    どちらの話も前の話でラストは提示されているので消化不良とまではいかないものの、次の巻が待ち遠しい。早く!次が読みたいです!!

  • 「黒曜の災厄は愛を導く」の春夏視点とレンドルフ視点の二本立て、でどちらも未完。(レンドルフ視点は雑誌で既読済み)
    まさかこんな収録のされ方するとは思わなかったです。六青先生も大変な中こんなに沢山書いてくださったのは嬉しいですが、期待してた分腹立たしくてホントがっかりです。
    内容と収録の仕方で間とって★3つです。
    表紙はとても綺麗。前作と対になってます。

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