- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344836549
感想・レビュー・書評
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秋人があれだけ過酷な目にあってるんだから、ハルカも何かしら辛いことがあるんじゃ。と思ってたら案の定。
でもこちらは迫害され暴行受けの過酷さじゃなくて、ちやほや持ち上げられ大切にされてる風で実は人々や神の思惑に添うよう強制され自由を取り上げられ、意に添わないと精神的虐待。あと「神子」の仕事として性的搾取を受ける的な。
ルシアスはいいとして…『神』の陵辱。わー、触手攻~!お好きな方には堪らないやつ。
でも、ああ言う儀式系にたまにある、麻薬投与されちゃうようなのがなかったのはまだ良かったのかな?
まだ金緑~②を読んでないので途中で話が終わっちゃってるんだけど…。多分、ルシアスとも両片思いで、秋人溺愛のレンドルフ見てたら「アキちゃんはいいなぁ」になるの、よく分かる。大変だけど、ハルカよりは自由に振る舞えるし。
秋人からしたら「はぁ!?」だろうけど、ハルカも大分つらい。物理的に命を狙われたり暴行受けるのと、精神的に『翼を折られ』人としての尊厳を傷つけられるのと、どっちも辛い。ハルカはいわゆる賢い子ではないけど、バカではない。ちゃんとそれなりに考えてる。
このあとどうなるのかなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「黒曜の厄災は愛を導く」の春夏がメインになっているストーリーです。時系列的には並行している話なので、あの時実はこうだったのね、と思い出しながら再び同じ経緯を辿ることになります。
ハルカは、前作の時にも感じていたとおりのアホっ子でしたww
不安材料いっぱいであれこれ疑ったりもしてましたが、今回召喚されて神子としてまつりあげられた後のいきさつがわかると、到底彼一人の力ではどうしようもなかったのだと納得。
そして、ハルカは本当に純粋にアキのことを大切に思っているのも理解できました。ハルカなりにアキのために手を尽くしてたこともわかって、アホっ子だけどめっちゃいい子だな~と好感度がアップ。
…自分ばっかり良い思いをしてたんじゃないかと疑ってた部分もあったので…w
ハルカも大変な目に遭ってたんですね。ルシアスがステキで頼れる人でよかったです。二人のやりとりがとても面白くて微笑ましかったですw
「黒曜に導かれて愛を見つけた男の話」は、やはり前作を視点を変え、レンドルフの立場から描いたもので、これは雑誌のリンクスで既読してました。
…しかし、これ雑誌の方でも7月号に続いていて、しかもその先は書き下ろしで次巻に収録される形で結局結末はまだ知りませんww先取りしようと思ったんだけど…w
本編では言葉の通じない二人に本当に焦れ焦れさせられました。あの時レンドルフは何て言ったの?と気になっていたのはスッキリしましたが、この二つの話の続きは夏までお預けのようですね。
レンドルフが素敵です。彼の気持ちが日本語でわかるとwwいっそう好きになりました。
アキが不憫で不憫で胸がつぶれそうだったので、ぜひ続きではレンドルフとの甘く幸せな姿もじっくりとみせつけてもらいたいですね…ww
続きがとても待ち遠しいです! -
表題作と、前作の攻視点の二作を収録。前作がとにかく好きだったのでどちらも非常に楽しみでした。そう、たとえ二作とも次巻に続くの非道展開だったとしても…!二作ともはない…と絶望しつつ、結果的に前情報として知っていて良かったです。知らないで読んでいたら、期待してた分ガッカリ感ぱねえ。
『金緑の…』は、秋人と違い神子として召喚されていた春夏の話。4人の王候補とHしなくちゃいけない設定も、春夏がわりと楽天的な性格のせいか、前作の秋人と比べてそれほど悲愴感はない。ルシアスとの関係も順調(鼻フガのシーンが可愛い)。だけど最後の最後にご無体があり、神子の役目を知るもさらなる春夏の不幸を匂わせつつ続く。
『黒曜に…』はレンドルフ視点の秋人のお話。前作で不足していた主人公カプのラブはこれで補って余りある。会えない時間が長かった二人だけど、会えない時間もちゃんと愛をはぐくんでいたのね(主に攻が)。自分も候補者の一人なのに肝心の神子を放っておいて、いそいそとアキの元に帰るレンドルフに萌え。これであの年の差と思うとそれも萌え。主とアキの見てはいけない場面を目撃して動揺してしまう従者にも萌え。
どちらの話も前の話でラストは提示されているので消化不良とまではいかないものの、次の巻が待ち遠しい。早く!次が読みたいです!! -
「黒曜の災厄は愛を導く」の春夏視点とレンドルフ視点の二本立て、でどちらも未完。(レンドルフ視点は雑誌で既読済み)
まさかこんな収録のされ方するとは思わなかったです。六青先生も大変な中こんなに沢山書いてくださったのは嬉しいですが、期待してた分腹立たしくてホントがっかりです。
内容と収録の仕方で間とって★3つです。
表紙はとても綺麗。前作と対になってます。