- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344845015
作品紹介・あらすじ
“太陽の恩寵を受けられず寒さに凍える”そんな呪いをかけられた平原の国。王のウオルシュは国を守るため我が身に呪いを移し替え、陽の光を受けられない昼は鷹の姿で別邸の水晶城に籠もり、ヒトの姿に戻る夜に本城で政務を執る生活を送っていた。ある日の早朝、鷹のウオルシュは雪原で小鳥を見つける。昼中寒さに晒されるウオルシュはあたたかそうな冬毛の小鳥で暖を取ろうと捕まえるが、それはヒトの姿を持つ鳥族の青年・エナガだった。ウオルシュはエナガを解放したが、なぜかエナガは翌日も城へやってきた。食料の少ない冬に手に入れたわずかな実を水晶城に届けにくるエナガのことがウオルシュは気になりはじめる。だが、王としての威厳と覇気を備えたウオルシュが迫るとエナガはいつも怯えてしまい…?
感想・レビュー・書評
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可愛らしいファンタジーのお話でした。
昼間は鷹の姿で周囲を凍えさせる呪いをかけられた鷹の王様と鳥族の小鳥のお話。
ちょっとポヤポヤしているエナガが可愛いです。
綺麗な色の羽とピンクがかった容姿がイラストにも現れています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海外のファンタジーものみたいで、素敵なお話でした。
小さな小鳥が、呪いにかけられた攻のために少しずつ近づいていくのが、微笑ましくも可愛かった。
ただ期待していた分、最後まで引き伸ばした呪いの顛末がやけにあっさりで、途中イチャイチャしてるところが長かったのもあって、少し冗長だったような。そんな風に感じられました。 -
★3,5