天使のギフトとしっぽの願い (幻冬舎ルチル文庫)

著者 : 伊勢原ささら

• 幻冬舎コミックス (2019年10月17日発売)

作品紹介・あらすじ

施設で育った聡史と地域猫の風太は大の仲良し。両親のいない寂しさを隠してまっすぐに成長する聡史にいつも寄り添ってきた風太だが、ある日交通事故に遭い死んでしまう。再び目を開けたとき、風太はなぜか人間の姿に変わっていて、聡史と再会するが？　互いを思いやる心が奇跡を起こす、甘く切ないあったかストーリー。

感想・レビュー・書評

[katherineさんの感想 · 2020年2月6日]

初読み作家さん。泣けた…。
何かが凄いというわけでは無く、主人公たちの心の気持ちに励まされた。
お約束のベッドシーンなんてなくてもいいと思っていたけどそうはいかなかったか。朝チュンでもいい気もしたけど…。
主人公たちの心が綺麗でまっすぐ前向きで素敵なお話でした。

[hitsujimaruさんの感想 · 2019年11月3日]

そりゃもう伊勢原先生ですから(ToT)の一言で感想に代えさせていただきたい……くらいの、透明感&温かいお話。起承転結、わかっちゃいるけど泣きながら読みました。BLって言うかもう、｢銀河鉄道の夜｣みたいな児童文学じゃないかというくらい。泣ける台詞いっぱいあったけど、一番は風太の『きえないで』ですね( ；∀；)タイトルもすごくいい。イラスト、特に表紙がいい。ねこちゃんの風太くんもがわぃぃ……っっ！！
幸せにね！こたつとストーブと温かいご飯と共に、これからもゆっくり過ごせるといいな。