- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344903432
作品紹介・あらすじ
【目次】
第1章 古代地中海世界とアジアの戦争
●図解 聖書と世界史
●ローマ帝国の戦争 なぜ、すべての道はローマに通ずるのカ
●ユダヤ戦争 こうしてユダヤ人は世界に広がった ほか
第2章 中世ヨーロッパとイスラーム世界の戦争
●トゥール・ポワティエ間の戦い イスラームの侵略がヨーロッパを誕生させた
●図解 ヨーロッパの誕生と1200年後のEU
●百年戦争 ヨーロッパ世界を大きく変えるきっかけとなった ほか
第3章 主権国家の成立とヨーロッパの戦争
●三十年戦争 「主権国家同士は対等である」はここから始まった
●ウィーン包囲【第2次】 クロワッサンとベーグルとカプチーノをもたらした
●コラム カリブ海でコーヒー栽培! ほか
第4章 近代世界の革命と国際戦争
●アメリカ独立戦争 紅茶かコーヒーか! 運命の分かれ目
●図解 王妃マリ・アントワネットの最期
●日清戦争 中華の消滅と朝鮮近代改革の失敗 ほか
第5章 戦争の世紀と二つの世界大戦
●第一次世界大戦 世界は女性の社会進出を見た
●図解 世界大戦を招いた一発の銃弾 サライエヴォ事件
●独ソ戦争 ソ連が戦後「鉄のカーテン」をつくることになった ほか
第6章 戦後世界の戦争
●図解 カウンター・カルチャー 若者たちの叛乱
●アフガニスタン紛争 21世紀はテロとの戦争
●クリミア危機 クリミア半島はロシア固有の領土か ほか
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
歴史の中で主要な戦いの動きを白地図で見る、戦争がもたらした後世への、特に文化的トリビア本。
見開き1ページに1つの戦い。
……“戦争史入門”とあるが、雑学本の域を出ないものだった。
ただ、WW2以降の戦争がそれまでと何が異なるか、簡単に分かる点は印象に残った。……私はこの辺りの世界史に疎かった(あまり時間をかけて教えてもらえなかった)ので。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルにあるように、知識ゼロからと謳っているので深く掘り下げられていませんがサクッと読めます。
学校で習った歴史(=戦争)のおさらいとして… -
1テーマの戦争を図解と見開き2ページでまとめた、まさに戦争史の入門書。
範囲については古代から現代まで幅広く取り扱っている。
各時代の戦争をざっくりと網羅して思うところは、戦争から多くの物や文化が生じてきたということは間違いないことである。
また、現代でも戦争が続いている根源的なところは、遥か昔に求めることができるというところか。
流石にこの一冊だけでは、戦争名だけが記載されているところもあったが、入門書としてはまずは概略をつかめるためいい。
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知識ゼロからの〜と銘打ってあるように、本当に超初歩的な戦争史の入門書。こんな理由で戦ったんだよというくらいの軽めの説明と、その戦争の中心地となった場所を地図で示してあって地理に弱い人にもやさしい。
世界の戦争なんて、今まで名前しか聞いたことなかった。そんな人が手に取るべき本。
ヨーロッパでのコーヒーの流行など、戦争に関連のある雑学的知識も多めで、戦争史にそこまで興味がない人でも楽しめるように書かれている。
見開き2ページ程度にワンテーマで、スキマ時間にもちょうどいいはず。
気楽に手に取ってもらいたい一冊。
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ざっと読んだ。興味をもった事案を深く調べる為。
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世界史とは、常々戦争の歴史だと感じている。些細な出来事が世界を揺るがす大戦となり、戦争から生まれた産物がある。そしてその歴史は繰り返す。今だからこそ、しっかりと過去に学んでいきたい。
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古今東西、ざっくりフラットな戦争史。