狂った裁判官 (幻冬舎新書 い 2-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980242

感想・レビュー・書評

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  • 裁判官は自分の出世のために軽い判決を書いたりするという。
    また、裁判員制度はやめるべきだという。なぜなら法律の知識のない人に正しい判断ができるはずがなく、法律のプロである裁判官こそが正しい判断ができるからという。
    この二つの主張が矛盾する事は火を見るより明らかである。

    著者の主張は疑問に感じるところが多い。問題意識の共有のために読むのにはいいかも。あと専門用語がちらほら出てくるので、法律を学んだことない人には違和感のある文章かもしれない。

  • 横浜地裁を昨年退官した元判事が?告発?しているそうだが、アマゾンの書評では、主張が支離滅裂で、個人的な恨みをぶつけたような気がするという感想が寄せられていた。裁判官制度発足も近く、裁判ものが続々と出版されているが、読むのに結構時間がかかるし、正しい知識を身につける必要があるので、怪しい情報はフィルタリングしたいものだ。果たしてこの本の評価はどうなるんだろう。もう少し様子を見たい。

  • 元裁判官の書き下ろし2

  • 現在の司法制度、そして今後迎える裁判員制度を踏まえて、問題点が書かれている。ただ、著者自身の思い込みや個人的な意見があまりにも強く反映されている部分も少なくない。

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著者プロフィール

同朋大学大学院人間福祉研究科・社会福祉学部准教授。臨床心理士。
名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程(心理学専攻)修了(文学修士、1982)。愛知県児童相談所に勤務(1983〜1999)。1999年より同朋大学社会福祉学部専任教員。家族援助論、児童福祉臨床研究などを担当。児童家庭相談、特に児童虐待防止ケースマネジメントを研究。
主な著書等:『児童虐待へのブリーフセラピー』(共著 金剛出版 2003)、『新生児医療現場の生命倫理』(共著 メディカ出版 2004)、「サインズ・オブ・セイフティ・アプローチ入門」(共著 そだちと臨床vol.2 明石書店 2007)。訳書として、『安全のサインを求めて』(ターネル、エドワーズ著 共監訳 金剛出版 2004)、『児童虐待を認めない親への対応』(ターネル、エセックス著 共監訳 明石書店 2008)

「2008年 『子ども虐待防止のための家族支援ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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