低炭素社会 (幻冬舎新書 こ 11-1)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981652

感想・レビュー・書評

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  • 私たちは2050年にどんな生活を送っているのだろうか。
    本著では、二酸化炭素を今よりも減らす、「低炭素社会」の実現の重要さを記している。私たちは、エアコンや冷蔵庫、テレビなどの家電製品を使用し、また車や電車、飛行機を利用している。江戸時代の頃のような家電や乗り物のない生活をして、二酸化炭素を減らす行為はナンセンスである。
    それよりも、いかに少ないエネルギーで効率よく消費していくかがポイントとなっている。私たち日本の環境技術を駆使した低炭素な工業製品を生産していくことで、エコと経済が成り立つ社会を築いていきたい。
    世界で低炭素社会を引っ張るのは日本であってほしいと筆者は語っていた。2050年、どんな未来を私たちは築いていくのだろうか。

  • 「「低炭素社会」とは、化石燃料の燃焼などによる二酸化炭素の排出をできるだけ減らした社会のこと。」

    ということで、現在の二酸化炭素が排出されていることについて
    これまでの排出量の推移を示し
    今後排出量を減らすために解決すべき課題と
    その方法について示しています。

    読んでいて、
    ・基本的な流れをある程度把握できたこと
    ・排出を削減するには家庭やくらしの中で消費者によって排出される二酸化炭素の量を減らす必要があることに納得できたこと
    この2点は大きな収穫だと思いました。

  • 温室効果ガスがどこ(工場、ビル、家庭、発電所等)から出ているのか、何から(自動車、機械、家電、住宅等)出ているのかが、平易な記述で書かれていてわかりやすかった。どうすれば排出削減できるのかについても大いに参考になる。

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著者プロフィール

前東大

「1990年 『速度論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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