- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344981652
感想・レビュー・書評
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必ずエネルギーは最後に熱になる。日々の暮らしを脱CO2化しよう。
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温暖化とは何か、低炭素社会とは何かを平易な文章で誰にでもわかるように書かれている良書。
CO2の25%削減が決して難しくない、別に「江戸時代の生活」に戻ることなく家庭の節電もできる、節約ではなく新しい省エネ機器を買うことで節電できるといったことがわかりやすく、理詰めで説明されている。
グローバルな話から身近なことまで温暖化・低炭素社会というものをすんなり理解できてこれは読んでよかった。 -
CO2を25%削減する宣言から展開される低炭素社会に向けた施策と根拠について書かれた本。
私は著者を知り、慕っているのもあるため、内容としては目新しいモノはなかった。それでも、様々な問題が目の前に出ている現状に明確に解を出そうという姿勢と、わかりやすく伝えて社会を元気にしようという姿勢、マインドは純粋に尊敬できる。
小宮山エコハウスの実体験を元にしてるので、そこらのジャーナリストの話より説得力もある。
「そっちに行くと崖があるかもしれないよ」と警告を発するより、「ここに道がある」と指し示せる方が、この不安な時代に求められている、のくだりはさすが!と思ってしまった。
これから家を建てられる方にはすごく参考になる話と思うし、エネルギーについて詳しくない方でも読みやすい良書です。 -
「「低炭素社会」とは、化石燃料の燃焼などによる二酸化炭素の排出をできるだけ減らした社会のこと。」
ということで、現在の二酸化炭素が排出されていることについて
これまでの排出量の推移を示し
今後排出量を減らすために解決すべき課題と
その方法について示しています。
読んでいて、
・基本的な流れをある程度把握できたこと
・排出を削減するには家庭やくらしの中で消費者によって排出される二酸化炭素の量を減らす必要があることに納得できたこと
この2点は大きな収穫だと思いました。