- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344984479
感想・レビュー・書評
-
浮世から離れたフワフワした議論で、論旨が全く不明である。自称知識人の観念上のお遊びはチラシの裏にでも書いたらいい。
おまけに著者の思い込みと事実が区別されてなくて、『ホントにそうか?』の連続。
例えば産業革命で仕事が労働に変質したと決めつけているが、それは一般化できるほど普遍的な事実なのか?少なくとも僕は自分の『仕事』をパンを買うためだけの『労働』とは認識してないし、周りにも己の仕事に誇りと使命を持って働いている人は数知れない。また、仕事よりも遊びや芸術の方が尊い活動だとの考え方は、仕事が何よりも尊いと言うのと根が同じで、どちらにも絶対的な根拠はない。優劣をつけること自体が『意義』至上主義の裏返しである。
最後のアリとキリギリスの寓話の珍解釈も意味不明だ。蟻の無慈悲を非難しているが、キリギリスは不幸な事故によって困窮したのではない。散々遊び呆けた挙げ句の自業自得なのだ。資産家の親のすねをかじって引きこもっていた人間が、親の死後に年金がもらえず生活に困窮したとして誰が喜んで暖かい手を差しのべるものか。
こう言う現実に立脚しないフワフワの議論は誰の何の指針にもならないし、価値を生まない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
印象に残ることはなかった。
-
タイトルと中身が違うかな。
以下、苦言なので。要らん人は飛ばしてください
哲学?哲学ですか?!と思いきや、なんか世の中の風潮のお話になったり、スタンスがわからなくなりました…。
まあ、仕事教の信者である現代人は、心を自由にし、心の居心地の良い生活をなさいな、ということかな。
いやでも、生活できないと困るから最低限お金もらえる仕事はしないといけないので…ていう側面もあるんですが。。それを踏まえて、と思って読むよろし…
要は心を貧しくすんな、ってことですね。
本人も書かれているように、書いてて深堀しすぎてあちこち話が飛んでまとめるのがしんどい本らしい。読んでる方も翻弄されたので、おすすめはしないです。。
本人太字強調とKindleで見る読者ハイライトが違う箇所なのがもう…
何がしたかったんや、と思った最たるところは
後書きが普通に仕事(締め切り)に追われてる話で、内容とちゃうやん…と笑いました。 -
20171215
タイトルと中身の違いに驚いた。
文章のリズムが合わずに読み進められないので
久々に途中でギブアップ。
残念。