臨終の七不思議 現役医師が語るその瞬間の謎と心構え (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344984868

感想・レビュー・書評

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  • 正月から臨終の本というのもどうかと思ったが。
    超ベテラン医師が多くの患者と接する中で、臨終直前に一時的に元気になる「中治り」などの不思議な事象について、若干の科学的解説を加えつつ紹介している。
    ただ、本当に科学的というよりは著者の直感のような物言いも多く、現象の記述だけでよかったような気もする。また、タイトルとは関係の薄い、現代の人の死に様のような話も多く、正直言って、前半だけでよかったというか、後半は新書1冊にするためにボリュームを追加しただけのような感じもした。

  • 多くの人の臨終に立ち合う医師という立場で、臨終に関する経験を書いた本。臨終前におきる様々な事象について書かれている。しかし、それがなぜ起きるのかは述べていない。理由は解明されていないから。現役医師が語る〜のサブタイトルに惹かれて買ったのだから、そこのところこそが欲しかった。
    でもそのことはある意味「優しさ」でもあるのかも知れない。実際に「死」に近い人にとって欲しいのは科学的なものよりも優しさなのかも知れないから。

  • 東2法経図・開架 B1/11/485/K

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著者プロフィール

志賀貢(しが みつぐ)
北海道出身。医学博士。昭和大学医学部大学院博士課程卒。
臨床医として現在も診療のかたわら、著作活動を続ける。約50年におよぶ臨床医に基づいた著作が多く幅広く読まれている。『臨床医のないしょ話』(幻冬舎)『ポックリ往生の極意』『60歳からの幸せ臨終学』『私はどこで死んだらいいの?』(海竜社)などを刊行。

「2020年 『命を守る「飲む点滴」最強の免疫スープ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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