- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344985254
感想・レビュー・書評
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タイトルに惹かれて読みました。様々な殺人事件を取材する著者の取材録。事件関係者や拘置所にいる殺人犯との面会を重ねる著者。ここに取り上げりれている事件の中で取り分け酸鼻を極めているのが北九州監禁連続殺人事件。小説のモチーフとしても使われた事件ですが、もっと事件について詳しく知りたかったです。タイトルや副題で期待して読んでしまうとやや肩透かしを喰らうような感じで、内容は薄め。ただ、こういったらライターの仕事は精神的にタフでないと務まらないだろうなと思いました。
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今更ながら胸の悪くなる事件ばかり。
どうしてこんな人間ができあがったんだろう。
人間ってホントに怖い。 -
命懸けの取材すぎる
ぶっ込んだ質問をするたびドキドキしてた -
★★★
今月7冊目。
伝説の松永にもインタビューしてる。
完璧な狂人だな -
さんざんいかに儲からないかという話をしつつ、それでも苦労して人殺しの人に会いに行ってしまう著者の業に興味がある。
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インタビューから見えた人殺しをした犯人の論理が書かれているのかと思ったが、そうではなかった。
でもまあか、そういった方相手にインタビューをすること著者の心構えや内情は面白い -
適切な表現ではないかもしれないけど、面白かった
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死刑囚など凶悪殺人犯に対しての、取材や邂逅が書かれたルポ。
大牟田4人殺人や、北九州監禁殺人など犯罪史に大きく残る有名事件が並ぶ。
交信を打ち切られないために、犯人の機嫌をとらねばならない部分と、社会的役割として記事で犯人を糾弾しなければならない板挟みなど、記者ならではの難しさも描かれている。
大牟田4人殺人の実行犯である北村孝紘とのやりとりを方言そのままに綴り、どことなく人懐こい愛嬌まで感じさせてしまうのは著者の筆力の賜物か、あるいは殺人犯であれ人間味や愛嬌は見出せてしまうという危うさだろうか。 -
世間を騒がした連続殺人犯へのインタビュー。実名で、様々な犯人について書かれているのは評価できる。あくまで殺人犯たちが面会でどう語りどういう態度になるか実直に書かれている書であり、事件の真相がどうなのか、といった内容を期待すると物足りないと感じるだろう。極力筆者の主観を排除しているのは素晴らしいと思った。