シリコンバレーで結果を出す人は何を勉強しているのか (幻冬舎新書 は 19-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344986510

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  • シリコンバレーと名の付いた書籍は多い。
    本書もご多分に漏れず、シリコンバレーで結果を出す人は何を勉強しているのか、と来た。

    普段ならスルーしているところだけど、Audibleで目に入ったので聴いてみた。

    果たして、ちょっと面白かった。
    まず、この人がすごいのはよ〜く分かった。名字から分かる通り、あの鳩山家。政治家の一族だ。
    社会に出てからは、商社に入社し、サンリオの国際ブランディング化に携わる。
    誰もが認める華やかな経歴だ!

    そしてシリコンバレーでの仕事も経験している。
    経験者が語るシリコンバレーの話は、やはり真実味があって勉強になる。
    新しいテクノロジーの実験場としてのシリコンバレー。そこに住んでる人にとっては、とっても刺激的そう。

    けれど、それ以外のテーマとしての勉強術・仕事術の話はとても普通。。
    新しい仕事では業界知識を徹底的に学ぼうとか。StudyとLearnは違うとか。3年くらいで転職した方がいいとか。
    どこかで聴いたような話のオンパレード。

    本音を言えば、もっと泥臭い話とかを聞きたかった。
    なんだか、とても優秀な人が凡人に向けてサラッと片手間で書いた本みたい。

  • 自分は今日本という箱の中での価値観に囚われていて、それが当たり前だと思い込んでしまっている。
    世界は広い。日本では当たり前だと思っていたこと、辛かったり、嬉しかったりすることの基準も自分でただ作り出しているだけなのである。
    だから海外に行っていろんな価値観を知り、自分を成長させたい。まずはアメリカ留学、次にフィリピン、東南アジアのバックパッカーとしての旅、そして大学を休学して世界一周の旅。最強の男になる。

  • 様々な「シリコンバレーで結果を出す人」のインタビューなどがまとまっていることを期待していたが,そういう内容ではなかった(最後の方で4人だけ紹介されていたが).
    どちらかというと著者の自分語りがメイン.
    また,タイトルにある「何を勉強しているのか」という問いに対する明確な答え(例えば「AI」や「経営学」みたいな具体的な分野など)は示されておらず,どちらかというと「どう勉強しているのか」と題した方が適しているのではないだろうか.
    その内容自体にも目新しい発見はなかったので☆3

    本書で主に主張されている内容を自分なりに咀嚼した感じだと,以下のようになる.
    一口に「勉強」といっても,座学的でペーパーテストなどで評価できるような「Study」と,体験的で有機的な「Learn, Experience」に分かれている.
    日本人はStudyは得意だが,Learningはそうでもない.シリコンバレーの人は失敗してもそこから学びを得るLeraningを繰り返している.

  • ●たとえ、自分自身が開発に携わっていなくても、そこで生活しているだけで、そういった商品やサービスに真っ先に触れることができ、最先端のビジネスを育てていくエコシステムの大切な一員になることができる。
    ●コロナ禍、シリコンバレーでも低所得者層を対象とした補助金が出ましたが、基準は年収1500万円以下。
    ●情報収集では、有料のニュースを読む。
    最強の情報日は、人と話すことである。
    ●「他者の強み」を知ることにはメリットが多い。自分の成功体験が大きいほど、他のタイプを認めづらくなる。

  • 日本流の考えしか知らない自分にとってシリコンバレー流は新鮮であった。スタディではなくラーニングとエクスピリエンスとのこと。仕事に関する本全てに目を通す、オンライン講座edx、転職は自分の価値を客観的に棚卸する良い機会、自分は何が出来るのか自分について学ぶ、履歴書を用意する、これからの時代に必要なことがよく分かった。

  • オーディブル。
    経験が大事。机上のStudyよりExperienceとそこからのLearn。企業からしても欲しい人材は「学習者」より「経験者」。異動や転職は新しい経験の宝庫。
    企業内で特定部署のエキスパートになると重宝されるけど、やったことがある仕事だらけになってしまう。その辺に自覚的でありたい。

  • Audibleで読了
    必要以上にシリコンバレーを神格化している感がして違和感が終始拭えませんでした。ビジネスが生まれる街のメタファーなのかもしれないけど、そこまでシリコンバレー、シリコンバレー言わんでもよかろうもんと。
    しかし、内容は納得です。学ぶために転職というのも良いと思います。あまり畑違いだとバリュー出すまで時間かかるけど。
    ほとんどやってる感じですので自分のやってること間違ってないなーという答え合わせのようでした。
    今いるところの本社はシリコンバレーではなく、シアトルですけどね。

  • 大企業や官庁で働いている人にはお勧めの1冊。学ぶ事の重要性を否定する人はあまりいないと思うけど、studyよりLearnだったりexperience。ブックスマートでなくストリートスマート。日本社会では「転職」は最大のタブーかもしれないけど、意識はもってないと。

  • 勉強は「study」より「experience」。
    転職は最高の「experience」。

  • ビジネスにおける"study"、"learning"、"experience"の違いを気づかせてくれる。

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著者プロフィール

元サンリオ常務取締役。1974年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、三菱商事に入社。エイベックスやローソンなどでメディア・コンテンツビジネスに従事。2008年ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。同年サンリオ入社。2013年にDeNA社外取締役に就任。2015年よりサンリオ・メディア&ピクチャーズ エンターテインメントのCEOとして映画製作に従事。米国経済誌「Business Insider」より、フェイスブックのシェリル・サンドバーグや政治家のミット・ロムニーと並んで「ハーバード・ビジネススクールのもっとも成功した卒業生31人」にも選出される。著書に『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』(幻冬舎)、『ブロックバスター戦略』(監訳・解説/東洋経済新報社)がある。

「2017年 『世界のエリートは10冊しか本を読まない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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