サルでもできる弁護士業

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 68
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344996557

作品紹介・あらすじ

どこの国と比べてみても、日本の弁護士は特殊だ。彼らは、人々のために仕事をするのではない。彼ら自身のために仕事をするのである。世間の常識は、弁護士の世界では常識ではない。歪んだ日本の弁護士業界の内幕をすべて白日の下に曝す。

感想・レビュー・書評

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  • 人権派弁護士の全員が共産党とは限らないですよね。個々人の政治的信条尊重しなくてはいけないので、共産党は解体すべしとは言いませんが、共産党の方々とはあまりお近づきになりたくないです。法曹を目指す人は共産党系の方々とお付き合いすることを前提としないといけないのだろうか。

  • 問題提起としては悪くないと思うし、改革も必要なのだろうけど、効率化できる部分とできない部分はあるだろう。各々やり方も違うだろうし。もうちょっと身近な存在にはなって欲しいとは思うが。良くも悪くもTVに出てくる弁護士の影響によってイメージ形成される部分はあるのかも。あとがきがちょっと衝撃的。これが著者の義憤の背景なのだろう。

  • 旧態依然とした弁護士のあり方に対する批判には同感するし,マニュアル化,パラリーガルの活用,業務の効率化,どれも程度の問題こそあれ,必要だと思う。しかし途中から陰謀論に転化するのは残念な感じ。この事務所の事件処理自体は見たことがないのだが,同じ路線のTVCM系の事務所のいくつかは本当に酷かった。約定利率より高い制限利率で引き直し計算して和解してるなんてのもあったよ。同じレベルだとすれば。。。

  • 四谷

  • 弁護士業界に市場原理を持ち込むことは大いに賛成。しかし、弁護士はサルでも出来るとは思わない。たとえば、離婚相談に関して言えば、離婚に直面している相談者の悩みを受け止めてあげることが最も大切なことだと思う。依頼者はまずは話を聞いて欲しいと思っている事を忘れてはならない。債務整理は別。債務整理で上手く行った事を一般民事にもそのまま応用出来ると思い、人の話をじっくり聞いてあげるという弁護士としての基本姿勢を忘れたら仕事としても失敗するだろう。

  • ちょっと極端ではあったけど、弁護士の裏側を
    知ることが出来た
    2009.11-25(31)

  • 弁護士会はボス支配、派閥支配のサル山だ。

  • 一応、どんなことを仰っているのか、知っておこうと思い、昨年、一度に出された3冊とも購入しました。興味をもって購入しましたが、途中から違うな〜と感じ、なかなか読み進めません・・。

    感想は・・・、内容にある意味、本質を突いているところもありますが、少なくとも私の周りの状況とは異なることがたくさん書いてありました。同業の方の感想を聞いてみたいですね。

    医師との比較で言うと、私は、病院を訪れたとき、医師でないアルバイトやパートの方にマニュアルに沿って事情聴取され、最後にちょちょっと申し訳程度に医師に診察を受けるよりは、最初から医師にじっくり話を聞いてもらいたいです。

    著者が言っているのは、リーガルサービスを良くも悪くもベルトコンベアー化するようなもののように思いました。時代はそういったものを求めているのでしょうか。。

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