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- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784378015163
作品紹介・あらすじ
思いもよらない潮の音に、みんなが一瞬、動きを止めた。なんと、舳先から二十メートルも離れていない海面に、玉突き台ほどもある大きな黒い頭が突き出ているではないか!まさにジェイクが見せてくれたスクリムショーの絵そのものだ!「ホッキョククジラか?!」ホッキョククジラは、イヌイットの暮らす北極圏最大の動物です。イヌイットは、自然への愛と尊敬を抱きながら、何百年ものあいだ、ホッキョククジラ猟を続けてきました。しかし、十七世紀に欧米で始まった捕鯨船での乱獲、今日の油田開発による海の汚染、気候変動などでホッキョククジラは絶滅の危機にさらされているのです。
感想・レビュー・書評
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主人公とイヌイット交流を通して、少数部族の近代化による苦しみと温暖化や環境破壊の問題を伝えようとしています。
大人が読むには、内容があっさりしていて物足りないかもしれないけど、小学生にはこれくらいがちょうどいいのかも。
主人公の生き生きとした姿と、自然の雄大さが魅力的な作品。
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