夜型人間の健康学: 解明!生体リズムライフスタイルからだの関係 (からだ読本シリーズ)
- 山海堂 (2002年12月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784381104472
作品紹介・あらすじ
夜型のライフスタイルは、不規則な睡眠習慣を余儀なくし、生体のリズムを狂わせる。生体リズムの乱れは、睡眠障害ばかりでなく、胃腸障害や神経・精神障害、ときには呼吸・循環器障害など、心身に障害や病気を生じさせ、その最悪のシナリオは「過労死」へとつながっていく。本書は、こうした夜型のライフスタイルが定着しつつある社会に向けての「健康指導書」をめざし、「生体リズムとは何か」ということをきちんと解説した上で、ライフスタイルやからだ・健康との関係を解明していく。
感想・レビュー・書評
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学者先生の著書らしく、最初はとっつきにくい。
まずは専門用語の解説、人間の睡眠のメカニズムの説明から始まるので、私のようにタイトルを見て手に取った「夜型人間の健康学」を手っ取り早く知りたい人種はヤキモキするかも。
後半はようやく夜型生活が身体に及ぼす影響と、身体への負担の減らし方の指南が始まる。中盤まで丁寧にメカニズムの説明があったおかげで、後半で専門用語に困る場面は少ない。
ただ夜型生活を否定するわけではなく、個々人の、また現代の都会人のライフスタイルにより夜型生活は仕方のないことだと認める一方で、夜型生活で手に入れる「自分の時間」と引き換えに身体に掛かる負担を噛み砕いてくれるので、読む中で素直に「夜更かしを諦めてみようかな」と感じることができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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