イギリス文化入門[新版]

著者 : 岩田美喜 西能史 丸山修 杉野健太郎 荒川裕子 小川公代 小舘尚文 下永裕基 立入正之 田中美穂 日臺晴子 深谷公宣 真野剛

制作 : 下楠 昌哉 

• 三修社 (2023年5月31日発売)

作品紹介・あらすじ

各分野の専門家がわかりやすくイギリス文化を紹介。地理、自然環境、歴史、文学、宗教と生活、美術、音楽、映像文化、メディア、スポーツ身体文化、王室、教育など多岐にわたる。巻末に詳細な資料を付録として掲載。『イギリス文化入門』の内容を見直し、情報を刷新。

感想・レビュー・書評

[djuaxさんの感想 · 2023年6月5日]

上流階級の子どもは自宅に家庭教師を招いて「プライベート」な教育を受けていたが、それだと視野が狭くなり、「パブリック」な視点を持てないので、パブリック・スクールが作られた。イートンは「パブリック」スクールだが、公的な機関ではない。

General Certificate of Secondary Education(GCSE)。中学生。14歳～16歳。▼GCSE Exams。必須7科目は、英・数・理・音楽(or芸術)・歴史(or地理)・外国語・宗教。プラス選択2科目を受験。

A-Levels。高校生。16～18歳。▼A-Levels Exams。共通テスト。3～5科目選択。専門的な科目も(会計学・アート＆デザイン・聖書学・ビジネス・コンピューターサイエンス・デザイン＆テクノロジー・演劇・経済学・環境マネジメント・イスラム学・日本語・法学・海洋科学・メディア学・音楽・心理学・社会学・観光学など)。

居住地の選択がどの社会階層に属したいかを反映。上の階層に行きたいから高級住宅地Surreyに住む、など。

労働者階級が多い地方。ヨークシャー、ハンバーサイド、ミッドランズ、イーストアングリア。

[桜美林大学図書館さんの感想 · 2023年11月11日]

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/923093

[女子栄養大学図書館さんの感想 · 2023年9月20日]

女子栄養大学OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000065140

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2023年7月21日]

東2法経図・6F開架：302.33A/Sh52i//K

著者プロフィール

立教大学文学部教授。博士（文学）。
主な業績に『兄弟喧嘩のイギリス・アイルランド文学』（松柏社）、『イギリス文学と映画』（共編著、三修社）、 “Brothers Lost, Sisters Found: The Verbal Construction of Sisterhood in Twelfth Night,” Shakespeare Studies 57 (2019), 19-33 など。

「2022年 『百年目の『ユリシーズ』』 で使われていた紹介文から引用しています。」