- Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
- / ISBN・EAN: 9784388059195
感想・レビュー・書評
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寒い季節になると手に取りたくなる本。
蒸し器の紡ぐ湯気のぬくもりを、
本を読むだけで感じてしまおうなんて考えは、
少々むしが良すぎるかもしれないけれど、
ここに載っている素敵な写真を見ているだけで、
なんだか気持ちがほかほかとしてくるような、
「スチームフード」は実に不思議な「温められる本」なのだ。
このレシピ本は、長尾智子さんと福田里香さん「蒸籠部(むしかごぶ)」の
活動日誌といったところ。
あくまでも主役はレシピだが、
所々に散らばっている「中華街に蒸籠を買いに行く」や
「蒸籠を使ってこんなおもてなし」「蒸籠に花を盛る」など
フード以外の話も楽しく読める。
・・・いや、もしかしたらレシピは脇役で、
主役は蒸籠とそれが創り出す湯気なのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
蒸籠が欲しくなります。
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蒸籠(せいろ)に凝っているという長尾智子さんと福田里香さんによる共著。蒸し料理は、水の沸点である100℃をキープしながら加熱するんだとか。茶碗蒸し、蒸し野菜にはじまり花巻まで「蒸す」料理レシピがたくさん。
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自分の家で&自分の食卓で中華せいろを使いたい!と思わせてくれた本です。せいろ好きの著者の気持ちが伝わってくる、写真集のようにただ見ても満足のおいしい一冊です。
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湯気と料理の匂い。蒸気のチカラでできるアレやコレ。
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なんでも蒸したくなります。
コレ読むと。
花巻つくってみようかなぁ。
材料がシンプルで実用的。 -
100℃以上騰がらない温度の料理って言葉に開眼!それに蒸すとなんでもおいしそうにみえますね。
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図書館で読んで、やっぱり”買い!”と思って購入しました。
湯気って何でもおいしくしてしまう魔法です。
次は蒸籠が欲しくなる。絶対に! -
本から湯気が出てきそうな感じ。大きな蒸篭が欲しくなる本かも。