- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784388251209
作品紹介・あらすじ
“シングルオリジンティー”を追い求めて世界の紅茶産地を駆け巡る現役バイヤー3人が、紅茶をよりよく知り、楽しむための「こつ」をQ&Aでお届けする1冊。
茶の原料や分類、紅茶の淹れ方や楽しみ方、主要産地、製造方法や流通など、さまざまな角度や現役バイヤーならではの視点から、紅茶の正体、そしてその魅力に迫る。
多様なテーマについて科学的見地から論じたり、最新のトピックスを盛り込んだりするだけでなく、「今さら人には聞けないけれど、あれってどういうこと?」と思うような紅茶の基礎についてもしっかりと解説。
知識をいっそう深めたい紅茶ファンにも、これから紅茶の世界に足を踏み入れようというビギナーにも役立てていただける内容だ。
感想・レビュー・書評
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図書館にて。宝石商リチャードを読んで、ミルクティーとチャイの淹れ方が気になったので。
紅茶について、カテゴリ別に、QA方式で記載されている。
1.紅茶の基礎知識
2.紅茶をおいしく入れるための知識
3.紅茶の産地
4.製造方法
5.もっと知るためのetc
基本的な淹れ方は知っていたが、意外と知らない単語も多く、すごく勉強になった。
インドとスリランカはどちらも有名な茶の産地だが、台湾の蜜香紅茶も台頭してきている話は初耳だったし、栽培、特徴も産地によってかなり違うこともわかりやすく記載されていた。
ハイグロウン、ローグロウンなどは、スリランカの標高の話であること、近年の国産紅茶(私は宮崎県や鹿児島県しかしらなかった)の増加や特徴も興味深い。
後半は各産地のチャノキの品種名や香り成分の名称まで細かく出てきて覚えきれないが、特徴は覚えた。
ミルクティーに関しては、具体的な淹れ方は記載がないが、低温殺菌牛乳がおすすめだとか、インドのチャイはスパイスを入れない、牛乳と砂糖のみが一般的とか、勉強になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
紅茶の産地や淹れ方まで、初心者にも読みやすい内容で良かった。特に産地は紅茶を買うときにたまに目にする程度で全然理解していなかった。
紅茶好きな人には役立つ本だと思う。読みやすいように文庫本が出たら嬉しい。 -
紅茶を美味しく淹れて飲む
だけが目的ならあまり役に立たないけど、
産地の特徴や製法、流通に関する知識が書かれているので知らないことだらけで面白かったです。
実際に生産されている量の10倍ものダージリンが世に出回っている、という情報にはビックリしました。
私が普段飲んでいるダージリンはダージリンじゃないんだろうな笑 -
gclef, silverpot, t-breakの3店舗の方が
共著で書かれた紅茶本。
紅茶を消費する上ではあまり気にしないような
各産地の具体的な製法までかかれてある。
香りに含まれる成分も具体的な化学物質で記載してあったり
紅茶に詳しくなりたい、と強く思う人には良さそう。 -
図書館で見かけて紅茶好きなので借りてみたよ。
好きなだけで詳しくないので、とても勉強になった。
わたし明日から超美味しく紅茶を淹れられるとおもう!(前向き -
紅茶について知らないことばかりで、とっても興味深く読みました。
基礎知識だったり淹れ方、産地や製造方法、流通と幅広い。
なんだか紅茶が飲みたくなります。