- Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391148039
作品紹介・あらすじ
■大反響を呼んだ、NHKスペシャル「腰痛・治療革命」が待望のDVDブック化!
■放送には入りきらなかった『最新情報』『特典映像』も満載!
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今回、NHKスぺシャル「腰痛・治療革命」では、日本初の腰痛改善用のオリジナル映像を制作。
「映像を見るだけ」の対策で脳によい影響を与え、腰痛を改善できることを明らかにしました。また、それでも改善しない“がんこな腰痛持ちの人”に対しては「(1回たった3秒)背中を反らす」対策の有効性を検証。
なんと、この2つの対策だけで、長引く腰痛に悩む約6割の人に改善効果がありました。
さらに本書では、放送では詳細をご紹介できなかった海外の最新治療法「認知行動療法」についても、たっぷりと紹介しています。
(本書の構成)
・新事実!! 脳の「DLPFC」が腰痛改善のカギだった!
・腰痛・治療革命! 脳から改善させる3つのステップ
■第1章)腰痛の原因は「腰」だけではなく「脳」にあった!
・画像診断を信じてはいけない!?
・「椎間板ヘルニア=腰痛」ではない
・脊柱間狭窄症も、画像だけではわからない!?
■第2章)「脳」から腰痛を改善する3つの秘策
・恐怖克服法1「映像を見る」だけで、腰痛を改善!
・恐怖克服法2「背中を反らす」だけで、腰痛を改善!
・恐怖克服法3「認知行動療法」で、腰痛を改善!
■第3章)痛み患者の最後の楽園「ADAPT」の秘密に迫る!
・最先端の治療プログラム「ADAPT」とは?
・痛みの悪循環を断ち切る「ペーシング」
・痛みは恐れるものではなく、対処するもの
■第4章)「ADAPT」への取材で見えてきた「最新」痛みコントロール術
・コントロール術1 腰痛を「治そう」としてはいけない
・コントロール術2 こんな考え方は危険です
・コントロール術3 痛みへのイメージを変える など。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りたのでDVDが見られない…。
ここのレビューワーの方で治ったかたいらっしゃるのでしょうか??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
器質的原因の見つからない腰痛が心身症というのは以前から言われていたが、東大やNHKがそれを取り上げることは影響力が絶大。これだけで腰痛が楽になる人は多いはず。
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試してみます❗
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慢性痛の痛みの一部は脳が作り出している。脳の「DLPFC」の改善が腰痛改善のカギである。本には認知行動療法については具体的な記載がない。DVDをみれば認知行動療法というものができると勘違いして買った。保険適用ではないため国内で治療を受けられる施設はごくわずか。認知行動療法が発達しているオーストラリアにいこうかな。英語の壁で認知できない気がするけど。まずは「DLPFC」の論文を読むところからはじめようと思う。
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腰痛で悩んでいて、テレビを見ていたときに、脳が原因と知り、この本を買いました。すぐに読めてしまう内容です。この本を信じるのか、信じないかは読み手次第ですが、私は信じて活かしていきたいと思います。
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原因不明の慢性腰痛は「DLPFC」の機能低下が原因だった!
「DLPFC」とは、背外前頭前野(Dorsolateral prefrontal cortex)のことらしい。
痛みの刺激を抑える働きをしているこの部分が、機能低下することによって痛みの刺激が持続しているのだということです。
ストレスや恐怖心によってDLPFCの機能低下が起こるらしいから、結局、原因不明の慢性腰痛の原因は「気の問題」ということか。「病は気から」の理屈。
この理論、原因不明の慢性腰痛に限らず、めまいだとかの神経症状、胃腸などの消化管症状、或いはうつ病などの精神症状など幅広く当てはまるのではないでしょうか。
本書で提唱されている腰痛治療法は、3段階。
まず、本書付属のDVDを見る治療。いわば、理論武装。
オーストラリアで実際に行われ、医療費削減に成功した映像の日本版です。
モニターの4割がこれで改善!
次に、腰痛治療のストレッチ運動。
DVDで紹介されていますが、介護施設で働いて腰痛になった人もこれで改善。
ここまでの段階で、モニターの6割が改善!
それでも効果がない人の治療法として、最後に、認知行動療法が紹介されています。
腰痛に対してこの治療法を行っている施設は日本では限られているので受けるのは難しいのですが。
しかしどんな風に行われるのか、実例を知るだけでも勉強になります。
椎間板ヘルニアは、放置しておいても自然治癒すると書かれています。
本当に器質的に問題のある腰痛は別ですが、原因不明の腰痛に苦しむ方は、一度読んで&見るのも、何らかのヒントになるのではないでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160206/p1