青虫は一度溶けて蝶になる: 私・世界・人生のパラダイムシフト

  • 春秋社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393135976

作品紹介・あらすじ

人生に満たされない不安を感じる若者、地に足をつけて人生を生きたい人、必読! 変化すべきはパラダイム(認識の基本的枠組み)。読むだけで自分や世界に変化が感じられるはず。いま注目の仏教僧侶と若手起業家達が導く、〈本当〉を生きるためのワークブック。

感想・レビュー・書評

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  • 以下引用

    世界はなかなか良くならないという感覚
    →今の自分は「なかなか他人は良くならない」と見えているというのはふっと想起された


    本当の旅の発見とは、あたらしい風景を見ることではなく、あたらしい目を持つことにある

    たくわえた、ものの重さに自分方が押しつぶされそうになっている、自分で縄を編んで自分を縛っている

    身につけてきたものをアンラーンして、スペースを空ける。その後にそれに代わるものをフレッシュに学び直し、自分の体にあったセーターに編み直していく

    地図は実物そのものではない

    持っている荷物を全部いったん手放して、素手になる必要がある

    僕たちがなんとかしたいと思っているのは、人生の表層部分、

    私の物語の邪魔虫として、問題をみる

    私の問題ではなく、私という問題に取り組む


    その存在が周囲を浄化しているような清い佇まい

    所在がある感じの人。所在を他に求めていない態度が滲み出ている


    一生懸命さ矛先を、環境をつくることに向ける、人がおのずと望ましい行為へ促されるよう環境をデザインする


    所在のある感じは、世界における私を信じる態度が生み出す周囲へのアフォーダンス


    すべての経験はそのつど関係性のなかから立ち現れてくるっl

    どんな局面にきても、それをワークとして取り組む

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著者プロフィール

1954年愛媛県生まれ。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程を中途退学し、
紫竹林安泰寺にて曹洞宗僧侶となる。1987年よりアメリカ合衆国マサチューセッツ州西部に
あるパイオニア・ヴァレー禅堂に住持として渡米、近隣の大学や仏教瞑想センターでも禅の
講義や坐禅指導を行なう。2005年に帰国。神奈川県三浦郡葉山町にて独自の実験的坐禅会を
主宰。2010年よりサンフランシスコにある曹洞宗国際センター所長として日本と海外を往還
している。


「2017年 『退歩のススメ 失われた身体観を取り戻す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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