参禅入門 (禅ライブラリー)

著者 :
  • 春秋社
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393142783

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 引用している腰の要求に関する箇所(84頁)では、柳生流と肥田式に言及して、臍だけでなくその反対側にも気力を充実させる必要を説いている一段なのだが、「尾てい骨のへんから臍のうしろに当たるへんを伸ばして前につき出すようにし、同時に肛門の筋肉をしめるという」行為のうち、やはり「前につき出す」というのが分からない。結局腰を反らせてしまうということなのだろうか。尾てい骨に力を入れ、肛門をしめながら、同時に腰を反らせることは難しいのではないだろうか。やはり骨盤を前に回すように腰を伸ばした方がやりやすいと思うのだが。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

明治37(1904)年、山梨県生まれ。大正12(1923)年、日本大学修。大正14(1925)年以来、京都天龍寺関精拙に参学。昭和9(1934)年、直心道場を創立、昭和20(1945)年まで武道を教授す。昭和21(1946)年、天龍寺管長関牧翁に得度を受け僧籍に入る。昭和23(1948)年、山岡鉄舟ゆかりの高歩院(東京都中野区)住職となる。昭和53(1978)年、花園大学長となる。『山岡鉄舟』『剣と禅』『書と禅』などを著し、剣・禅・書の臨済禅的体現者として大いに禅ブームの立役者となる。平成6(1994)年、示寂。

「2022年 『山岡鉄舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大森曹玄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×