生菜食健康法 新版

著者 : 甲田光雄

• 春秋社 (2006年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mayaさんの感想 · 2013年7月5日]

西式甲田療法の生菜食の実践方法、効果について書かれた本。
甲田光雄先生が生菜食という方法に自らの身体を使って療法に辿り着くまでの過程や、実際に難病を患っている患者さんに食養生として処方し、患者さんが治癒していく過程がわかる体験談が豊富に掲載されています。
まさかの難病にかかってしまった時に、薬を使わずにより自然な方法で治して行くことが出来る方法があるのだと知っているだけでも心強いだろうと思います。
実際、私も自己判断で既に生菜食Aを実践し始めていますが、胃に軽い食事の気持ちよさはいわゆる一般的な食事では味わえないものだと思います。
ただ、メニュー自体は単調なので、ある程度の期間続けて行くことは、それなりの意志の強さがないと難しいかもしれません。

食で身体が作られているわけですから、あなたの身体はあなたの食べたもので出来ている。
原因がはっきりしない不調などを抱えておられる方、生菜食でもしかすると体調がよくなることがあるかもしれません。
絶版しているようなので、探すのは困難かもしれませんが、智慧として知っておいて決して損ではないので、一度手に取って読んでみるのも良い一冊だと思います。