人間椅子 他九編 (江戸川乱歩文庫)

著者 :
  • 春陽堂書店
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感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394301073

感想・レビュー・書評

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  • 表紙のわりに読みやすかった。文章がとてもうまく、さらりと読める短編集。

  • ミステリも収録されていますが怪奇・ホラー分類で。

    『人間椅子』が想像していたよりおぞましいものでなくて良かった。
    いずれの短編も秀逸。
    『人間椅子』がやはり良いですね。

    しかし
    江戸川乱歩は春陽堂の江戸川乱歩文庫で、
    と思っている私ですが、
    さすがにこの表紙はちょっと…。

    収録作品
    ・人間椅子
    ・お勢登場
    ・毒草
    ・双生児
    ・夢遊病者の死
    ・灰神楽
    ・木馬はまわる
    ・指輪
    ・幽霊
    ・人でなしの恋

  • 同名バンドもあり、気になる作品です。

  • 表題作『人間椅子』他九編収録。

    表題作『人間椅子』は勿論面白いですが、
    他にも『毒草』『夢遊病者の死』『人でなしの恋』など
    秀逸作品ばかりの短編集です。

    どれも曖昧に暈した感じで終わるモノが多いですが、
    そこがまたゾクッとした怖さと不気味さを感じさせます。

  • 気持ち悪いけど面白い!

  • 表題作が一番インパクトがある。
    自分が椅子の中に入り込む妄想に惑溺する男のお話。
    椅子を通じて感じる他人の感触とは?
    マゾヒズムがビンビンです。

  • 2009/07/11読了。

  • まずこの「にんげんいす」っていう響きがいいよね。ぐっとくる。
    ただこの本、短編集になってて、人間椅子以降の話の構成が全部人間椅子。
    それは、どうかとおもうよ…!?高校の時に読んだ本。

  • 椅子の中に人間入るとかー!!
    凄いよね。一度くらい入ってみたいと思うのは胎内回帰願望ですかね笑
    オチが良い。

  • ぞくっとした

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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