心理試験 新装 (江戸川乱歩文庫)

著者 :
  • 春陽堂書店
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本棚登録 : 298
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394301103

感想・レビュー・書評

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  • 母の本棚から抜き出した本です。
    一番印象に残ったのは『芋虫』でした。
    グロテスクな表現もあるお話でしたが、切なさに胸が痛みました。

  • おもしろかった

  • 二廃人と芋虫がおすすめ

  • (収録作品)芋虫/石榴/百面相役者/一枚の切符/二廃人/心理試験/二銭銅貨

  • 短篇集。収録作品は、心理試験/二銭銅貨/二廃人/一枚の切符/百面相役者/石榴/芋虫。

  • 昔読んだタイトルを見て再読。金持ちの老婆が殺される、日本版『罪と罰』。どういう心理試験をされるか蕗屋が熟知していて、更にそれをとことん練習するという設定に無理があるような気がするけど、明智先生にしてやられるお約束だから仕方ない。この方が小五郎のおっちゃんのモデルというか元ネタなんですね。

  • 「柘榴」が未読だったので読みたかった。あとは「百面相役者」と「一枚の切符」が未読だったかな。
    「二銭銅貨」と「一枚の切符」「百面相役者」は人を食ったような作品で面白かった。「柘榴」と「二廃人」は2人の対話からじわじわと真相が見えてくるタイプの作品。目の前の相手は一体誰なんだ…?という疑惑から真相に至るまでの緊張感がいい。「芋虫」は何度読んでも強烈な印象を受ける。

  • 何回読んでもいい。

  • これは明らかに「罪と罰」

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/
    ── 江戸川 乱歩《心理試験 1925‥‥ 198707‥ 春陽堂文庫》
     
    ── 久松 静児・監督《パレットナイフの殺人 19461015 大映》
     

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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