- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784394301202
感想・レビュー・書評
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春陽堂から大正時代に刊行された江戸川乱歩短編集を文庫で復刊したものです。本短編集には、"黒蜥蜴(1934)""湖畔亭事件(1926)"の2篇を収録。三島由紀夫による戯曲が有名な"黒蜥蜴"は、ロマンスあり、アクションありの冒険活劇のような作品です。エログロは控えめなので色々な人にオススメしやすい。舞台や映画になるのも納得です。乱歩自身の作品をトリックに使うパロディも面白いです。"湖畔亭~"は、覗き趣味を物語の端緒にしているのは乱歩らしいですが、ラストのオチに笑いました。
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長編「黒蜥蜴」と「湖畔亭事件」を収録。
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体力いった。
三輪さんの舞台を観にいってみたいものです。 -
黒蜥蜴…今度は映像で観てみたい
湖畔亭事件…大オチだけ意味をはっきりと掴みきれなかった。なんとなく、漠然とこういうことかなあとは思ったけど… -
江戸川乱歩で始めて長編(?)読みました。
読み応えが凄いですよね。
飽きずにかつ一気に集中して読めるのは
ストーリー、キャラクター共に
素晴らしいからだと思います。
自分的には湖畔亭事件の方が好きでした。
映像にしたら面白そうだなと
読み終わってしみじみ思いました。 -
久しぶりの乱歩。懐かしい講談調。火夫の松公が哀れ。明智、酷すぎないか?
美輪さんの舞台とどう違うのかな。一度観てみたい。 -
人間椅子を読んでからにして良かった。
説明文のテンション(!の多用)に萎える。
黒蜥蜴はおふたりとも自己顕示欲強すぎじゃないだろうか。
これがどう耽美になるのか三島版と比べてみたい。
私が読んだのは「黒蜥蜴・他一篇」のタイトルだった。