一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312)
- 祥伝社 (2013年3月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396113124
感想・レビュー・書評
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英語の勉強法。いかに向き合うか。これを読んで思ったのは要するに動機次第かなということ。動機があれば、参考にしてひとつクリアできると思う。漠然と英語を学ぶのがおそらく一番良くないだろう。なんらかの目安、目標を設定してそこへむけて予定を組んでという当然のことを当然のようにするという(笑)しかし、その当然のことに抜け穴はないと無駄な寄り道を諦めるのにはいい本だと思う。
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サブタイトルには多分あまり意味が無いので、理系なら読まなきゃとか、理系はキモいから避けよう。みたいな心理は無くて良いと思う。
今時、文系は脳の仕組みも考えずに暗記をしようとする馬鹿だ、なんてレッテルを貼る阿呆も無かろう。
新書という形態が恐らくそうさせるのかもしれないが、あまり流れが宜しくない。
なのであくまでも私感だが、整然と体系だっているという感じがしなかった。
そのため、一から十まで本書のやり方を踏襲するという感じがせず、読み通して気に入ったテクニックを拾う程度で良い気がした。
今は巷に最新の勉強法の様なものが溢れており、ここに記載されているもので本当にオリジナルだと感じるものなんて殆ど無いだろう。
気軽に読んで、気楽に取り入れるべし。
そもそも目的は英語勉強法の習得ではなく、英語の習得だ。 -
理系式というサブタイトルはあまり関係ないかと。英語勉強法について、いろいろなアドバイスが載っています。全部を取り組むのはつらいでしょうが、気になったものを試すだけでも有益だと思います。
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火山の研究者で自己啓発書も執筆している鎌田浩毅と、予備校教師の吉田明宏の共著です。
大学教員による英語学習法の本としては、同じ京都大学の青谷正妥が『英語勉強力』(DHC)という本を刊行しており、こちらも名著だと思います。どちらも理系の研究者というのがおもしろいところです。対する東京大学では、英語が専門の斎藤兆治の英語学習本が有名です。個人的には斎藤の本の方が啓発的だと感じましたが、本書も改めて英語を勉強しようという気持ちにさせられました。 -
良い本だと思う。でも自分が継続できるかはまた別の問題..
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「理系的」というタイトルに魅かれて購入.
ずっと積ん読になってたけど、いい加減英語勉強せなと思い読了。
『ヨーロッパ言語には、「言葉にできることは極力言葉にする」という特徴がある(p.22)』 -
英語勉強法について具体的な教材や学習分野も示しながら、著者自身の実践についても紹介している。
教材についてはいろいろな意見もあると思うが、それは各読者の判断で書店で悩めばよい話で、完璧主義から逃れて学習に取り掛かり、何より継続するための工夫は参考になった。 -
ごくまっとうな英語勉強法の本。
ずるして近道することはできないよね。
受験英語を高く評価しているのは同感。
伊藤和夫、懐かしいな。 -
学校英語が大事、というか、それを武器にすべきとういうアプローチの仕方が書いてある。たぶんそうなんだろうと思う。英語以外の勉強法としてもとても参考になる考え方が示されている。あとは、実践できるか、継続できるか。。。。そこが一番の課題