歌の翼に: ピアノ教室は謎だらけ (ノン・ノベル 764)

著者 : 菅浩江

• 祥伝社 (2003年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[tamausaさんの感想 · 2015年9月20日]

カバー＆扉イラスト / 加藤 龍勇
装幀 / かとう みつひこ
初出 / 『小説NON』2001年2月号・5月号・8月号・11月号、2002年2月号・5月号・8月号・11月号、2003年3月号

[Spicaさんの感想 · 2014年8月2日]

人が死なない日常のミステリー系の話だけど、舞台が楽器店にあるピアノ教室なので、音楽が絡むところが面白かった。
わけありピアノ教師の亮子先生の過去は確かに重いものではありますが、心配してくれる周囲の人がいることもあり、やはりちょっと贅沢な悩みなのかなと思わなくもない。
最後、前向きになれていたところは良かった。

[ぢょせふさんの感想 · 2012年11月29日]

昔ピアノを習っていた時に「歌の翼に」という曲を

発表会で弾いたなぁ･･･と思い出し、読んでみました。

舞台はピアノ教室。

習っていたと時を思い出しながら読みました。

日常の謎に対して亮子先生のトラウマがすごくて

ちょっとびっくりしてしまいました。

読了後、ピアノが弾きたくなりました。

[kylynさんの感想 · 2008年5月12日]

2003年6月読了

[ショーゴさんの感想 · 2005年2月5日]

日常の謎系列。俺はこういうの好きだし、文章も巧みでふわふわっとしてる感じがして気持ちよく読んだ。まあミステリ的には弱いが、そういうもんだという感じですな。ただ話を通じて主人公が成長するというのはありがちだけど幸せな気持ちになる。巧いねこの人。

[Overtechさんの感想 · 2004年9月22日]

菅浩江の作品は、やっぱりいいなぁ。

著者プロフィール

1963年生まれ。SF作家。2015年、『放課後のプレアデス　みなとの宇宙』のノベライズを上梓。他の著作に『おまかせハウスの人々』『プリズムの瞳』など。本作がはじめてのビジュアルブックとなる。

「2016年 『ＧＥＡＲ　［ギア］　Ａｎｏｔｈｅｒ　Ｄａｙ　五色の輪舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」