連殺魔方陣: 天才・龍之介がゆく! (ノン・ノベル 810)

著者 :
  • 祥伝社
3.11
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本棚登録 : 91
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396208103

感想・レビュー・書評

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  • エスペラント語まで持ち出す魔方陣にはやや無理があったような…。動機面も含めてあまり納得感がなく。それも含めて真犯人の鬱屈した精神状態の為せる業と言われればそれまでなのだが、何となく蓋をされてしまった感じは否めないような。 

  • 正直に言いましょう。数学、嫌いです。ものすごく苦手なんです。随所に挿入された魔方陣、見ていて頭が痛くなりました。白状します。その部分の文章はさくっと飛ばしました。あんなの読めません!
    だけど。作品としては好きですねこれ。何がいいって、動機が何ともいえない! 毒殺トリックもアレだけど、それすら動機の上に成り立ってますしね。一歩間違えば非常に馬鹿らしくなってしまうのだけれど、この「狂気」ともいえるものにはぞくぞくしました。

  • 2006年3月25日読了

  • 【STORY】
    シリーズ最大の怪事件!
    この犯行は神の意志なのだ???
    "神秘の配列"に導かれた殺人者!
    <魔方陣の館>で起こる連続毒殺の謎
    九星気学を受け継ぐ旧家であり、企業グループ"KISON"を率(ひき)いる亀村家の晩餐会で、幹部吾妻忠一(あずまちゅういち)が毒殺された。それは、郵送されていた予告状の実現に他(ほか)ならなかった。投毒可能な調理人と給仕担当のメイドに容疑がかかるも捜査は難航、同席していた天地龍之介(あまちりゅうのすけ)が犯人捜しに乗り出した。だが関係者は一癖(ひとくせ)ある人物揃い。しかも様々な愛憎が渦巻き…。殺人犯は誰か? 館(やかた)が不安に包まれる中、第二の予告状と毒殺事件が! 龍之介の頭脳は殺人の連鎖を止められるのか!?
    <著者のことば>
    数字の魔方陣、目次にも登場する文字による魔方陣、他にはどのような魔方陣が存在するだろうか。数字の魔方陣だけに限ってみても、その多彩な奥深さは底が知れず、気が遠くなる。その先に見えるものは、果たして……。

    ......................................................

    魔法陣という言葉の捉え方を間違ってたな〜、自分。というのが、一番最初の印象。ただ、何となく最後まで一気に読めた感じ。犯人も意外というほど意外ではなく、動機も「え?」という感じで物足りなくはあったけど…タイトルにもある魔法陣にはうならされました^^


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  • 登場人物が多くて少し把握しにくかった。魔方陣綺麗ですね。

  • 龍之介くんシリーズ、どうやら1冊飛ばしてたようです。
    とある館に招かれた龍之介くんたちご一行。
    ところがその晩餐の席で毒殺事件発生!
    犯人は内部犯であることが濃厚なのに……。
    いつ、どうやって、毒を???
    ラストまで面白く読みましたが、以前やったPSの推理ゲームに同じ手口が……もう一回やろうかなあのゲーム(って売り払ったような)

    カバー・本文イラスト / 緒方 剛志
    カバーデザイン / かとう みつひこ

  • 犯人分からなかったけど、トリックは分かったぞ!

  • 柄刀氏、初の長編毒殺ミステリィ。相変わらず雑学豊富なこのシリーズ。今回のメインは「魔方陣」だったわけですが、「魔方陣」・・・・面白しデス!何か、興味持ちました。もともと神秘主義者は嫌いではないので。(ピュタゴラスとか面白いですよね)
    推理自体は、すごく論理的。論理的に考えていけば、犯人はわかるし、トリック自体にもその論理的「らしさ」があった。こぉゆぅミステリも好きだなぁ〜と思いました。

  • 2006/02/24読了

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著者プロフィール

1959年、北海道生まれ。1994年に「密室の矢」が読者投稿アンソロジー『本格推理3』(光文社文庫、鮎川哲也・編)に採用され、以降も「逆密室の夕べ」と「ケンタウロスの殺人」の投稿作品が採用された。98年、長編「3000年の密室」で作家デビュー。代表作は「時を巡る肖像」「密室キングダム」。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブの各会員。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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