中国ODA 6兆円の闇: 誰のための、何のための「援助」なのか!? (祥伝社黄金文庫 あ 5-1)
- 祥伝社 (2003年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396313302
感想・レビュー・書評
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唖然とする中国へのODA総額と、そのずさんな日本の拠出模様。親族ビジネスで懐を肥やす中国政治家の面々。天安門事件の発端、等々。近くて遠い国、そして決して信用できない大国。中国の素顔や実情を伝えないマスコミの弱腰姿勢。
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2017/11/26 15:32:22
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「日本の中国・ODA」 青木直人(著) 祥伝社
この本を読んでいると、
日本のODAは、一体なにをしているのかと思ってしまう。
円借款で2兆7000億円。
日中青年交流センター 103億円
日中友好環境保全センター 105億円
周恩来 中日友好協会 寥承志 ー 田中角栄
胡耀邦 ー 中曽根
王震 中日友好協会名誉会長 ー 鄧小平
鄧小平の子供が5人いて、配偶者を合わせると10人となる。
そのうち、ODAに関係するのは、4人。
日本のルートが特殊なような気がする。
基本的には、政治がらみというべきなんでしょうね。 -
「税金」を支払いたくなくなる著作の一つです。
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中国ODAの現状を理解できた。衝撃的であったのは、1)本供与が「外交カード」となっていないこと、2)中国政府が日本からのODA供与を国民に知らせないこと、3)中国政府が日本からのODA供与を戦争賠償金と位置付けていることであった。少なくともODA供与が日本の「外交カード」にできなければ、実施する意味はないとの著者主張に同意できた。