40歳からのシンプルな暮らし 「これから」をラクに生きる自分整理術 (祥伝社黄金文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396316242

感想・レビュー・書評

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  • ・「おトク」という魅力的な言葉に幻惑されてゆがめられる消費行動・買い方が毎日の暮らしを狭苦しく、ゆとりなくさせているのはもったいない。お金を払うときは、1円でも安い方を選ぶことが賢いと思われがちだが、本当にそうだろうか。

    ・東日本大震災後の混乱の中にあって浮き彫りにされたのは「本当に大切なものは何か」ということ。どんなに高価なモノであろうが、どんなに思い出がしみついたモノであろうが、命の一大事というときに、すべて持って帰ることはできない。どうしても捨てられないもの。絶対に助けたいもの。それがないと生きられないもの。それがいったい何なのか。40代という年代に、それに気づくことができれば、残された人生、生かされた人生、生かされた命をもっと大切に、豊かに生きていける。

  • 最近よく聞く「断捨離」や「持たない暮らし」の本。
    単行本の初版が発行されたのはもう5年近く前ですが、昨今のブーム(?)に乗って書店でもピックアップされていたので手に取ってみました。
    特に目新しい記述はありませんが、ネガティブなイメージを抱きがちな「40代」を楽しく生き生きと暮らすコツのようなものが学べます。

    片付けのノウハウよりも「賢い買い物のしかた」を指南してくれている印象です。
    ・タダのモノをもらわない
    ・ポイントやクーポンにだまされない
    ・「安くてたくさん」をやめる
    ・便利グッズは買わない
    などなど。

    特に面白かったのは「人間関係を整理してラクになる」の章でした。
    ちょうど時節柄、年賀状を出すか出さないか葛藤していたところに「年賀状だけのおつきあい」の節を読んで、まさに「家族や仕事にも恵まれ、ほかのお友達も多い、忙しく過ごしているような人」である友人への賀状を送るのを止めようと決心できました。

  • 昨今多い内容の本。
    中年女性に多い悩み「現状に合う生活とは何ぞや?」の解決一助の本。

    老化による顔色や髪質や体型変化に沿った服って何?とか、子育てが終わったのにいつまでも子育てモードの家具や食器で、老化した自分と何だか合わない・・・とか、中年女性の悩み解決本は、まだまだ出版され続けると思われます。(この一冊で全部解決はできなかったのでまた類似本を読みます。)

  • 衣食住、心、体、時間、人間関係、すてきな歳を重ねて行くために。

  • 書かれていることは普段、心がけていることだったので、真新しい情報はなかったけれど、やはりこの方向なんだな、と改めて感じた。

    最初の方に書いてある、「なりえたかもしれない自分」を思って悶々としている女性たちの例は身につまされる思い。

    独身で全力で働いていても、
    結婚しても、
    子供がいても、
    専業主婦でも、
    子育てと仕事と両立していても

    結局、これでいいのかな、と思うようだ。

    それなら、今選んだ人生を楽しもう、と改めて思う。

  • もっとメンタルな事かと思ったら、意外に実際的な事だった。
    これ系の本は、自分のモチベーションがグググと上がって
    身のまわりを大片付けしたくなるので、そろそろ読みたかった。
    掃除力を再読しようと思ってたところだったし…。
    ただ、夫や子供がいる休み中に読むと身動きが取れなくっていけない。
    この片付けたいモード、もう1週間居続けてくれるかな…(^^;

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著者プロフィール

1965年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。シンプルライフをテーマに幅広い分野で執筆を行ない、ロングセラーとなる著書を数多く刊行。著書に『持たない暮らし』『買わない習慣』(アスペクト)など多数。

「2014年 『シンプル生活手帳2015』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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