鬼瑠璃草 (祥伝社文庫 ん 1-29)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396330958

感想・レビュー・書評

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  • あなたの背筋を凍らせる、とびきりの愛と恐怖の物語。九人の女流作家による
    恋愛ホラー・アンソロジーのシリーズ。勿忘草に続いて鬼瑠璃草、二作目です。

    恋愛ホラーと銘打っているだけに、男女間の恨みつらみ、男を巡る女の戦いなど
    ドロドロしたテーマの作品が多いですね。どの作品もなかなか面白かったのですが
    “ホラー”ではない、と思うんだなぁ。それと最後に収録されていた篠田節子さんの
    「幻の穀物危機」良く出来ていてゾッとするお話なんだけど、何故ここに収録?
    そぐわない気がするなぁ。

  • 篠田節子さんが、やはり、ダントツでこわい!

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5202271.html)
    (収録作品)すみれいろの瞳(下川香苗)/色紋様(明野照葉)/幻の穀物危機(篠田節子)/きぬかつぎ(前川麻子)/夜の鳩(森真沙子)/十七年目(久美沙織)/デジカメ・ダイエット(森福都)/シスターズ(高橋ななを)/心配しないで(瀬川ことび)

  • 期待しないで(失礼)買ったのだが、意外とおもしろかった。好みのタイプの作風が
    集まっていたというか。
    短編集の場合、作者のやる気がもろに出るイメージだし、書下ろしが
    少なくて、雑誌が初出というのが多かったので、締め切りに追われたほうが
    逆にいいのができるんだろうな。とくに「きぬかつぎ」が好き。

  • 「幻の穀物危機」がちょうこわい…((( ;゚ω゚)))ガクブル

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著者プロフィール

明野照葉

東京都生まれ。一九九八年、「雨女」で第三十七回オール讀物推理小説新人賞を受賞。二〇〇〇年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞、一躍、注目を集める。ホラーやサスペンスタッチの作品を得意とし、女性の心理を描いた独自の作風はファンを魅了してやまない。『汝の名』『骨肉』『聖域』『冷ややかな肌』『廃墟のとき』『禁断』『その妻』『チャコズガーデン』(以上中公文庫)、『女神』『さえずる舌』『愛しいひと』『家族トランプ』『東京ヴィレッジ』『そっと覗いてみてごらん』など著作多数。

「2020年 『新装版 汝の名』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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