噺家侍 (祥伝社文庫 う 4-3)

著者 : 浦山明俊

• 祥伝社 (2008年6月12日発売)

感想・レビュー・書評

[advicekiyomidosuさんの感想 · 2024年2月18日]

初めて読んだ作家。
これが時代小説は、初という。

江戸、文久の頃、当代きっての噺家、三遊亭円朝を主人公に、落語の当時の雰囲気たっぷりに、時代の流れが急速に変化の渦に巻き込まれた江戸市政の人々を描く。

落語という音と身振りの文化を、文章で描く難しさがあると思うが、終始引き込まれるような物語の運びに陶酔。

[ヤエさんの感想 · 2008年10月8日]

2008/10/07-2008/10/08