D1 警視庁暗殺部 (祥伝社文庫 や 16-1)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 531
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396338725

感想・レビュー・書評

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  • さすがのハードボイルド作家!
    あいも変わらず読んでて痛い痛い痛い(´;Д;`)
    単純に殺す場面より、とにかく痛めつける拷問的描写がホント痛いー!
    だけど面白いんですよね、痛快に明快。
    とはいえ、裁く側が完全な善ではないのも良い。
    事情はどうあれ、もとは人殺しの犯罪歴がある人達が、裁きようのない犯罪者を文字通り滅殺する。
    実際、本当に日本の警察にこんな組織があればな、と思う犯罪ありますよね。
    勧善懲悪というほど綺麗な仕事ぶりではないのですが、それなりにスッキリとする片付け感があって読んでいて楽しいです。
    人がいっぱい死ぬし、裏切りもあるし、とにかく痛めつける描写が具体的で痛いですけど、、、。
    痛くて怖いのに読むのが止まらないエンターテイメント小説です。

  • 警視庁暗殺部一課デリート1「桜の名の下、極刑に処す」
    どうしようもない悪人たちがちゃんと裁かれるのはスッキリする。中々話が進まず、悪人有利な展開が続いたのでハラハラした。

  • 「桜の名の下、極刑に処す」
    警視庁暗殺部・通称“デリート”は現行法で対処できない犯罪への対策として立ち上げられた。
    一部トップの人間しか存在は知らず、一般人の知らないうちにコトは全てが終わっている…。

    矢月氏、初読み。これぞエンタメ!
    暗殺部という現実にはあり得ない部署。コードネームで呼び合う強くて魅力的な仲間達が
    非人道的な行為を繰り返す組織を相手に潜入し、罠をしかけ、無に帰すべく蠢く。
    根っからの正義漢ではなく、過去に傷や汚点を負っている彼等。必殺仕事人みたいな感じ?
    少し前に似たような雰囲気の作品を読みましたが、こちらの方が面白かった。続編も読みます。

  • 現代版必殺仕事人って感じ。必殺では主水も仕事人だけど、こちらで司令塔だけど。

    ファルコンの背中の大きな×印の傷が気になる。今後解明されていくのだろうか?

  • チームもの好きなのでほんとに執行するところより、各自の潜入とか役割分担とかが面白かったー。

  • 現代版の必殺仕事人である。彼らを民間人ではなく、警視庁が極秘に設立した“暗殺部”という設定が面白い。また、ストーリーの良し悪しは主人公の魅力によるところが大きいが、刃物遣いの天才・神馬悠大の人物設定が秀逸である。彼の経歴や暗殺部にスカウトされる流れに魅力を感じた。

  • すばらしき、B級。

  • 現代版の仕事人、というか、古くて良ければハングマンね。(^^;
    話の流れとしては、長編版の必殺を見ているかのよう。
    けっこう長い時間を調査にかけているし、それなりにピンチもあるところも、ソックリです。(^^
    国家機関なので、後片付けとかのチームもあるため、現代物なのに荒事が多くても、話の中で問題にならないようにちゃんとつじつまが合わせられるのが、工夫でしょうか。
    この手の話なら、中編を何編かにするか、別の事件を並行させるモジュール型にするかした方が、もっと良い気がします。
    必殺も、必殺シーンが見れてなんぼのところがありますからね。

  • エンターテイメント〜!ですね(^^) テレビ「必殺仕置き人」的な〜 それなりなリアリティもあり、楽しめました(^^)

  • 法で裁けぬ悪人抹殺を目的に警視庁が極秘に設立した“暗殺部”。
    暗殺とか処刑とかって内容だけど、比較的、気軽に読める。
    要するに、リアルじゃないので、全然。
    アニメの原作っぽい。
    それこそ、アニメーションやマンガで見た方が、入り込めるかも。
    コードネームと名前を結びつけるのに、ちょっと手間取る。
    ま、登場人物の名前を覚えるのが、もともと苦手なの自分の脳みそのせいですけど。

著者プロフィール

1964年兵庫県生まれ。文芸誌編集などを経て、小説家へ転向。「もぐら」シリーズが100万部を突破し、大ブレイク。「もぐら 新章」「D1」「ACT」「刑事学校」「警視庁公安0課」などシリーズ多数。

「2022年 『紅い塔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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