作品紹介・あらすじ
単行本初収録21編 90歳を迎えた著者の最新エッセイ集
最晩年の私がたどりついた場所
私は生き方が無様(ぶざま)だ。
赤ん坊にも動物にも好かれたことがない。
でもそれでいいのだ。
・秀才であろうと、鈍才であろうと
・義理を欠く人間の言い訳
・時々は愚かな時間の使い方を
・何のために生まれてきたのか
・私が幸せだと思うとき
……ほか 人間の本質を軽やかに描き出す珠玉の21編
感想・レビュー・書評
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曽野綾子さん、頭のいい方、きれいな人、理性も感性も優れた方、そして、今年90歳の元気で強いひと。最新のエッセイは猫の観察エッセイか(^-^)「一人でぽつんと生きればいい」、2021.11発行。一人でぽつんとと言いながら、一緒に暮らしてるスコティッシュフォールドの直助と雪、二匹の猫にまいってる様子ですw。もちろん、曽野さん、まいったとは仰ってないですがw。限りなく、群ようこさん化してる曽野綾子さんを発見しました(^-^) ☆5つです!
著者プロフィール
1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。
「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」
曽野綾子の作品
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