炎の塔

著者 :
  • 祥伝社
3.93
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本棚登録 : 412
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634735

感想・レビュー・書評

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  • 規格外のスケール!!!


    総工費3000億円、地上100階、地下5階、地上高450メートルのファルコンタワー
            VS
    首都圏大震災に備え、国と東京都が合同で設立した巨大消防署、銀座第一消防署(通称ギンイチ)


    最新の安全設備を兼ね揃えた燃えるはずのないタワーから火災が!

    施設内には五万人以上の人たちが!
    凄まじい勢いで炎が吹き出し 、熱風が吹き上げ避難しているものを覆い尽くす
    そして、聞こえるのは断末魔の叫び声!


    さらに、最上階には逃げ場を無くした八百人の人たちが!
    その場にいる消防士は神谷夏美、ただ一人…

    夏美は八百人の命を救うため、一か八か前代未聞も方法で消火を試みることになる


    爆発音、崩れ落ちていく床、壁、天上

    襲い狂う炎

    唸りを上げている炎

    轟々と音を立てて燃え狂う炎

    凄まじいスピードで周囲のすべてを燃やし尽くす炎

    そして・・・

    敵意をもった炎が襲いかかってくる

    果して、夏美は八百人の命を救うことができるのか!?

    読み出したら止まらない空前の超弩級のパニック小説!

    • 1Q84O1さん
      かなさん
      読んじゃいましたよ!
      炎が!炎が!炎がぁぁぁぁー!ってハラハラドキドキを楽しみましたΣ(゚Д゚)
      次作も楽しみです♪
      かなさん
      読んじゃいましたよ!
      炎が!炎が!炎がぁぁぁぁー!ってハラハラドキドキを楽しみましたΣ(゚Д゚)
      次作も楽しみです♪
      2023/12/31
    • 1Q84O1さん
      ユッキーさん
      建設にあたり闇深いことはありますが、それはさて置きですw
      燃えちゃうです!
      3000億円が!ヮ(゚д゚)ォ!
      ユッキーさん
      建設にあたり闇深いことはありますが、それはさて置きですw
      燃えちゃうです!
      3000億円が!ヮ(゚д゚)ォ!
      2023/12/31
    • 1Q84O1さん
      みんみんさん
      め組の大吾好き〜(≧▽≦)
      何回も読み返しました!
      みんみんさん
      め組の大吾好き〜(≧▽≦)
      何回も読み返しました!
      2023/12/31
  • 実は、この消防士神谷夏美シリーズの「命の砦」を先に読んでしまって、前作があることを知りどうしても読みたくなって本書を手にしました!地上450メートルを誇る巨大ランドマーク「ファルコンタワー」…オープン初日…建築工事のずさんさと、膨大な電量消費からの漏電などが重なり、また経営者の判断ミスから大規模火災が発生する…。手に汗握る展開で、読んでいて本当にハラハラしました!ただ消火活動を描いた作品でなく、居合わせた利用客や従業員などがどう行動したか…なども描かれいたのもよかったです。私的には、あの女子高生その後どうしたかな…というところも踏み込んでほしかったかな…。期待を裏切らない作品で、大満足です。

  • 2021.05.09読了。
    1日で読破。

    後書きにも記載されているが本作は1974年の映画「タワーリング・インフェルノ」にインスパイアされて執筆している。

    映画からインスパイアされているため、描写が映像的で一気に読むことができる。エンターテインメント的な小説。

    鷹岡光二は典型的な2代目。親である鷹岡重蔵は口には出せない手段を用いたとしても、自身の才気で目的を達成する能力やカリスマ性を感じる。
    他方、息子の光二はそこのレベルまで達していない。
    父である重蔵を超えたように自分を過剰評価している。結果的に精神的にも脆く、仕事の詰めも甘い。

    失敗する人物の典型。ほんと、いるよねこういう人。

    分かりやすい悪人も設定され、勧善懲悪だし主人公も活躍するので、“ばばっ”と読んで、“スカッ”としたい時にはお勧めです。

  • 1974年の映画「タワーリング・インフェルノ」にインスパイアされて執筆したと本人の後書きにありました。

    見たことはない映画ですが、パニック映画として相当おもしろいのでしょう。

    文章ですが、場面場面の緊迫感は十分感じられました。
    とても間で中断できる気分ではなく、一気読みです。

  • パニックもの。「タワー・インフェルノ」のインスパイアされて書かれたとのことで、確かに新鮮さはあまりなかったが、それなりに面白いことは面白い。でも、本当にこんな杜撰な建築物があると思うと、そこはちょっと怖くなった。

  • パニックものってあんまり読まないんですが、帯にあった「21世紀の『タワーリング・インフェルノ』ここに誕生!」で即行借りました。いやー、面白かったです!初めは寝る前にちょこちょこ読んでたんですが、正月だし予定無いし…で300ページ近く一気読みですよ。まぁ、色々と分かりやすすぎるところもありますが、正にエンタメ小説と言いますか、映画のノベライズのようで単純に楽しめました。しかし…やっぱり超高層ビルにはできるだけ行きたくないな~(^^;)

  • 一気読み。怖いわあ。

  •  無事生還しました。本当に自分が高層ビルで火災にあった気分でしたよ。
     もう誰も助からないでしょうって、無責任な社長達に腹を立てたり、職務に忠実な人、人として正しくあろうとする人に感動したり。
     読んで良かったと思える本でした。

  •  最新の超高層ビルで発生した火災に立ち向かうクライムノベル。。イマドキここまであるのかという欠陥工事と、無能なビル経営者が笑える。
     タダこういったわかりやすい小説は嫌いではないし、ハラハラどきどきしながら一気読み。
     いかにも映画並みの終わり方もわざとらしいけど、きもちいい。

  • これは映画になってほしい、とおもったらもともとある映画にインスパイアされたと( ゚д゚)面白かった

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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