スーツケースの半分は

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 1624
感想 : 245
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634810

感想・レビュー・書評

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  • スーツケースと共に物語が転がり始める
    近藤さんならではの旅?も楽しく読めた
    私もあの青いスーツケース譲り受けてあちこち飛び回りたくなった

  • 連作短編集。
    シンプルな青いスーツケース。このスーツケースを持って旅に出かけると幸運な事が起きる。友達の人から人へと、そねスーツケースは渡されて、幸せな旅を演出する。
    ちょっとしたきっかけ、心の持ちようで人生は一変する。人は何かきっかけが欲しいのかもしれない。

  • 文体が好き。心が前向きになる。青いスーツケースがいろんな人に渡りその人たちの心を暖かくしてくれるお話。

  • とても読みやすかったです。何故だか私も何ヵ国か旅行した気持ちになりました。海外に行ったことがないので、想像するのが楽しかったです。本を介して旅行したい。というならこの本がオススメです。
    こんなスーツケースに会ってみたい。

  • なんとなく再読。
    さくさく読めるので、好き❤️

    むかつく男の人が出てくるけど、スカッと振られるので、ざまみろって思っちゃう。

    バカンスは好きだけど、一人旅っていうのはしたことないので、その小説を読むたびに、一瞬、行ってみようかなって気持ちになる。
    その気持ちだけでも、大切だなって思うようにしています‼️

  • 本のカバーに惹かれて手に取りました。
    すごく素敵な物語に出会えたことに感謝です。
    読み終えてから、私も旅に出たくなりました。


  • 私もいつかひとり旅をしたいという気持ちに奮い立たせてくれる一冊でした。

  • 青いスーツケースが幸せを運ぶ。

    一歩踏み出す物語でした。巡り巡るってこういうことを言うんでしょうね。素敵です。

  •  近藤史恵さんの軽い感じの小説。青いスーツケースで旅行するアラサー4人の女性友達の話。「スーツケースの半分は」、2015.10発行。

  • 心にわだかまりを抱えた人たちが青いスーツケースを相棒にして旅に出る。
    心ない人物の行動や言葉を読むと、主人公たちのもやもやした気持ちが伝わってくるようだったが、どの短編も結末にはすっきりできる。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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