- Amazon.co.jp ・マンガ (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396765743
感想・レビュー・書評
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あんたの幸せを願ってのことなのに。自分の幸せは自分で決める。のえみが28年かけて回り道しながらたどりついた結論。育ってきた環境が違うから、たどりつく速度も、方向も違ったとしても、結局は自分で決めないと、自分の選択に責任を持てないと、と。
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1巻も買ってそのまま半年ぐらい放置していたのですが、読み始めたら、なかなか心に痛くて、でも続きが読みたくなってしまったので、2巻も早速購入しました。
特に、アラサー、アラフォーのパラサイトシングル女子にはグサグサくる作品だと思いました。
これ、2巻で完結なのですね。のえみの成長物語的に続くのかと思ってました。
この作者のマンガは初めて手に取りましたけど、少女漫画はビジュアルが気に入らないと、ストーリーにのめり込めないときもあるのですが、全体的にスッキリした印象の絵に好印象を持ちました。
他の作品も読んでみたくなりました。 -
村上かつらさんの新作。心理描写、微妙の心の変化を描くと右に出るものはいない。村上かつらさんの作品は読むたびにキュンとなる。
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完結編。ダブルバインド、世代間連鎖などがテーマ。山岸凉子「天人唐草」「メディア」などの作品を思い出させるが、それほど突き放した描写にはなっておらず、読後感は優しい。