サヨナラフラグ (フィールコミックス) (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
3.65
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本棚登録 : 256
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396765941

作品紹介・あらすじ

5歳下の彼氏に突然フラれた小夜(さよ)。
そんな時、今ではすっかり友達の元カレ・タローも同時期に失恋していたと聞き、小夜はタローにある提案をして――。
表題作ほか、胸締めつける短編全7編を収録。
『いつかティファニーで朝食を』が大ヒット中!
話題の注目作家・マキヒロチ、初めての作品集♪

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。雑誌のレビューで紹介されているのを見て購入しました。

    日常の些細な違和感や人間関係が描かれていて、今の時代がよく反映されているなぁ、と思います。アラサーくらいの主人公たちなので、同世代なのですが、同世代『女子』ってこんな感じなんだろうなーと。

    堅めの会社員でもはや『女子』ではない私には、共感、は実は無かったのですが(苦笑)もう本当に女子に戻れないんだな、ということが、主人公たちの不安定さからよくわかりました。『女子』の魅力はきっとこの揺らぎなんでしょう…。

  • 失恋や別れの話多めの短篇集。
    ハッピーエンドも好きだけど
    バッドエンドも嫌いじゃない。
    そして、ただの別れじゃなくて
    前向きだったりなんか未来がある別れが描かれていて個人的にはすごくすきでした♡

  •  「えだまめパテ」が一番面白かった。男女問わず、本音と建前ってあるもんだなぁと再認識した。男女が別れる本当の理由なんてお互い知らない方が平和…。
     あと、浮気した彼氏を「欲に勝てなくてダサい人」と言える強さは見習うべきだと思った。

  • アッサリ薄味だけど、ほんの少しだけみんなの心にあるモヤモヤを描いてるマンガかなぁ。

    オトコ、オンナのことは、いつになっても本質は変わらない気がする。

    古いラブソングを聴くみたいに。

  • あんま共感できないな…Σ(゚д゚lll)

  • 「全然大丈夫じゃないよ 私お利口にしてたじゃん いつフラグが立ってたか、教えて?」

    マキヒロチ先生の「さよなら」にまつわる短編集。
    自分がフラれた理由がわからない女子
    Twitter依存症の夢追い女子
    夜な夜な男を連れ込むシェアハウスの同居人女子..
    毎度のことながら等身大のアラサ―女子描写がリアルです。男性側、女性側それぞれの視点を描いた「えだまめパテ」が面白い。男と女の脳みそってほんとにつくりがちがうんだろうな。そしてコーヒー屋の店長かっこいい。

  • ストーリーそのものは丁寧に整えられており、台詞のテンポも良く、キャラの動きも自然だった
    総合的な評価としては、面白い、と言いきれる質の高さ
    しかし、久しぶりに咀嚼しきれなかった漫画
    面白い、それ以前に、自分にまだ合わないな、と思ってしまった、久しぶりに
    いや、合わないじゃなく、合わせられるだけのモノが私の中に無いのか?
    性別でなく、年齢、人生経験の有無に評価が左右されそうな漫画
    酸いも甘いも噛み分けて来た、そこまでじゃないにしろ、多少の苦労は自力でどうにかしてきた、と言えるだけ生きた人間なら、恐らくは九割くらいは、この作品に共感を抱けるんじゃないだろうか?
    まだまだ、ケツに殻の付いていた私が、この漫画を読んで学べたのは、甘酸っぱい恋愛を楽しんでいいのは高校生まで、ほろ苦い恋愛を自分で演出できるようになって、ようやく大人としてのスタートラインから踏み出せる、ってコト
    ホント、マキ先生の漫画は、大人向けのドラマを観ている気分になるなぁ

  • 話しもさることながら、本のデザインが素晴らしい。ジャケ買いした久振りの漫画です。

  • マキ先生の朝食系以外の作品を初めて読んだ。
    すごくリアル。
    なかでもshareが面白かった!
    渋谷TSUTAYAにてサイン本購入。

  • 失恋や別れに至る心のズレを描きつつ、最後はそのズレが解消される展開が多いので、読みやすくもあり、物足りなさもあり。最近読んだ別の失恋ものが同じく明るめのラストでも、わだかまりの残し方など素晴らしかったのもあって、チョット辛口の評価になってしまった。

  • 恋愛だったり友達関係だったりのちょっとしたひずみやつまずきを描いた女性たちの短編集。

    こういう話の主人公たちと徐々に年齢が近付いているからか、自分と共感するする部分や、周りにいるなーってひとが多くて身近に感じます。

    1番好きなのはは「えだまめパテ」
    基本的には男って女のことやっぱり分かってないよねっていう話なんだけど、女だって男のこと分かってなかったりするんだなーってのが身に沁みました。
    この話を読んだ後は無性に居酒屋でビールジョッキを傾けたくなります笑

  • 表紙見て「お!かわいい」と思い、また話も女性のことを描いた短編集と知り購入。
    こういう人、いるいる。こういうこと、あるある。
    基本的に共感できるし、かわいいなぁと思える。

    女子会と男子会の話が好き。女性と男性で感じ方が全然違うのって、ほんとに素敵だし、おもしろい。

  • いつかティファニーで朝食を、のマキヒロチが描く、失恋ものがたくさん、な短編集。スミちゃんの、私黙りたくない!に、ハッとし、元カレと元カノが、嫌いだったことリストを持ち寄って見せあって、気持ちの行き違いに気付いたシーンにホッとしたり、付き合ってた付き合ってる同士の男女三人が、別々に女子会男子会してるストーリーのにぎやかさとか。

  • 恋だとかお仕事だとか夢だとか、
    いろんなものにつまづきつつ、でも前向きになる女性たち。

    男性にもいろいろあって、
    男性もがんばってるんだけど、
    それはまあ、別の方の手に譲るとして、
    共感し、応援しながら読みました(笑)。

  • 百合萌えを期待して購入。ルームメイトの話は良かった。NLものって久しぶりに読んで、やはりあまり得るものがない。悪くはないけど好みではない。最後のTwitter依存の話はなかなか痛い。

  • フィーヤン、いがわうみこさんに続いてのヒット。
    失恋をテーマにした短編集。どのお話も物語の引き際が良い。絵も好み。
    ボブカットの女の子が多かったのはいまを映してる感じが(笑)
    ティファニーで朝食…も気になっていたのでこれを機会に読もうかな。

  • いつかティファニーで朝食を、の漫画家さんの短編
    …結構話題になってる様だったので購入
    正直『いつか~』の方も、1巻のみ買って後は放置してた状態で
    遅れてから書店で見かけて、『あ、出てたんだこれ』って感じで
    2、3巻購入して再読→『あれ、何か面白い、続きー』って
    急に好きになった漫画家さん

    短編は大抵、期待ハズレな物が多くて…
    こちらは装丁がかわいくて、良いなーと思った
    内容は、うーん
    わたし短編、読むの向いて無いのかな…買わなくても良かったかも
    と少し思ってしまった
    決して嫌いなわけではないけれど、『いつか~』だけ読めればいいや、
    内容好きな訳だし、と一人納得

  • イイネ!←軽く読めるかんじが。

  • “いつかティファニーで朝食を”のマキヒロチの短編作品集。テーマは『別れ』。
    個人的には絵のタッチと、最終的に前向きになる女性の姿が描かれてるのが好き。
    出てくる女性がアラサーが多いので、大人の女性の方が共感しやすいのかも♪ヽ(´▽`)/

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著者プロフィール

第46回小学館新人コミック大賞入選。ビッグコミックスピリッツにてデビュー。
『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』『いつかティファニーで朝食を』『おひとりさまホテル』などがある。

マキヒロチの作品

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