A国生活 (フィールコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
4.13
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本棚登録 : 155
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396766139

感想・レビュー・書評

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  • 今のところ英国に行く予定はないので(行きたい気持ちはある)ロンドンもののエッセイ2冊はスルーしたのだけれど、こちらは4コマで読み易そうだったので久しぶりに楠本まき。

    英国だけでなくパリ、イタリア、アイルランド、ベルギーなどのエピソードもあって、豆知識としてどれも面白かったです。ちょうど先日スコットランド独立の総選挙とかあってタイムリーでしたね。国際情勢に疎いので降って沸いたような事態に驚いていたのですが、この本読むと2011年の時点ですでに選挙の日程は決まっていたようで・・・勉強になりました(笑)

    それなりに楽しく読みましたが、やっぱりちゃんとしたマンガ作品が読みたいなあ。このひとの画力をもってしてコミックエッセイは勿体なさすぎる。

  • 新刊出たあああ!!!(感涙)

    英国エッセイ漫画も3冊目。それぞれ微妙に形式が違うけど、AtoZとトレジャーハントは一応同じ流れか。
    今回のは一番コラム的というか、四コマみたいな定型コマ(内容は8コマ1頁×3くらいで一本)なので、読む順は縦なんだけど、どうしても横に目が動いてしまうのは私だけだろうか。

    9年かけてようやく単行本化…。その間にはいろいろあったわけで、懐かしくも遠い目になりつつ。
    今までの2冊はコンセプトのせいもあり、ガイドブック要素が強めだったけれど、今回はまきさんの生活に寄り添ってて『耽美生活』の流れで、内容をかなり軽めにした印象。個人的にはそんな生活感が嬉しい。

    単純に「英語できるんだなあすごいなあ。私は階段の踊り場にロックアウトされたら踊り場の地縛霊になるしかないな…」なんて思いつつも、やっぱり憧れは強く。
    湿度の無さとゴシックとすぐ謝る国民性が私を惹きつけてやまない…英語…か…。

    毎回同じことで締めてる気がするけど、永遠のバイブルとカリスマ性を確立させたまきさんともなれば、もはや長編漫画など描かずとも悠々生きていけるとは思うけど、描かないのかな……いやいやエッセイだろうがなんだろうが大好きだし面白いし描いてくれるならなんでもいいです!と葛藤しつついつでもいつまでもどんな新刊でもウェルカム待機しております。

  • 楠本まきが英国で生活していて、英国生活のコミックエッセーを出しているとは知らなかったので、読んでみた。一般的な外国物エッセイのテンションの高さがなく、淡々と英国生活を地味に楽しんでいる様子に好感。他にも英国紹介本なども出してるとは知らなかったので、読んでみよう。

  • 2015/7/29読了。

  • 作者の英国での生活をつづったコミックエッセイですが、不思議で変わった国の、大変そうで、それでも魅力的なお話を、お洒落な絵柄で描いていて、楽しく読ませていただきました。

  • 「書きたいから書く、つくりたいからつくる」というのは大切だけど難しいことだ。

  • 大好き!まきさんの新刊。たのしみにしていました♡相変わらず素敵です。
    英国での生活。住んでみないとわからないことありますよね。いろいろ知れて楽しかったです。

  • 文字通り英国での生活や失敗談がユーモアも交えて書かれていてあっという間に読めます。英国人の気質や性格もあああるあると思うところがいっぱい。同じ英国在住でも日本人の悪口ばっかりのあの人とは大違い。

  • 20140910
    本屋でみかけて、楠本まき懐かしいなー、英国いるんかー、と思って買ってみた。
    10年以上住んでらっしゃるのですね。
    日常的なお話が並んでて楽しい。
    9年分の時間の経過ものんびりしてていい感じ。
    他の英国本も読みたいなぁ。

    紅茶のとこはかわいいイラストで素敵でした。
    まぁでもこれは好みなんだよね…みたいな感じで。
    置いておくと不味くなるってのは紅茶によると思ったんだけど、ダージリンセカンドフラッシュが好きなんじゃ、そりゃそうだ!と。
    不味くなる可能性高いし、ダージリンは硬水の方が不味い方の渋みが出なくていいと私も思う。
    とかなんとか。

  • 英国生活のエッセイ漫画。

    好きなもの、興味があるもの似てるなぁと。
    やっぱり楠本まきが好きだなぁって思った。

    でもそろそろ長編漫画が読みたいなぁ。


    (購入)

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著者プロフィール

16歳の時に『週刊マーガレット』でデビュー。その後、「KISSxxxx」(集英社)、「Kの葬列」(集英社)、「致死量ドーリス」(祥伝社)などの作品で熱狂的な人気を博した。2020年には最新作『赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ』(集英社)を刊行。フランス、イタリア、アメリカ、韓国など、海外でも翻訳本が出版されている。イギリス在住。

「2021年 『線と言葉 楠本まきの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楠本まきの作品

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