ブランチライン 2 (フィールコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
4.12
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本棚登録 : 286
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396768300

作品紹介・あらすじ

4姉妹と母。だれもが、
尊重されるべき人生。


「あなた 今 楽しい?」

[BRUTUS]マンガ特集ほか、各メディアから賞賛!!





営業先にフラれ続けても諦めない
アパレル通販勤めの四女・仁衣。

先代から継いだ喫茶店で、
常連客を静かに待つ三女・茉子。 

適当な勤務態度ながら、経済的に
家族を支える役所勤務の次女・太重。

高学歴だが、離婚後は派遣とパートを
転々とするシングルマザーの長女・イチ。

山の上の実家を手入れして暮らす母。



亡き父の言葉や、イチの息子・岳の存在を心の糧に、
五者五様の日々を生きる八条寺家の女たち。
他ならぬあなただけの生き方を、強く深く肯定してくれる第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • 同じように生まれて同じように育ったろうに、性格全然違うな。ほんとにきょうだいって不思議。一番マジメそうな次女が朝起きられないのは意外。そして家族を愛してるのは素敵。お母さんよりお父さんか。高学歴な長女が変なプライド無いのはすごい。新しいとこ行ったら誰でも下っ端。

  • 姉妹、母親それぞれの生き方。自分の道を強く懸命に進みながも根底に切なさがあるのはなぜか。生きるってことはそういうものなのか。

  • 母と娘の四姉妹+甥っ子の物語の第2巻。
    池辺葵は大きな話はなくとも、細かいエピソードのそのことごとくが心に突き刺さる。普段、女性向けの漫画や女性漫画家の作品を読んでもそれほど強く感じることはないけど、池辺葵とこうの史代の二人に関してはどの作品を読んでも「女性」というものを強く感じさせる。

  • 暖かい風景と淡々と移ろいていく日々。毎回毎回読み終わるのが寂しいー

  • コツコツ続けることが成功への一番の近道だ。
    恨みは人生をくもらせる。
    何でもずっとこつこつ続けているとな、いつかびっくりするくらい上達してる。そうやって積み重ねたものは誰にも奪われん財産になって、いつか誰か何かの役に立つ日がくる。
    楽はいくらでもすればいいが、けちっちゃいけないよ。何でもたっぷりだ。
    聞き流すことや忘れることも思いやり。
    もったいないかどうかは本人が決めることだし、積んだ経験は身につくものだから、台無しにはならない。

  • アフリカのファッションのスナップ写真が問いかけてくる「あなた今楽しい?」

    刺さるなぁ

  • 大好きな池辺葵さんの新刊。いつも心があったかくなるなぁ。そして今回はよく泣けた。

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著者プロフィール

2009年漫画家デビュー。2014年、『どぶがわ』(秋田書店)で第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。2018年、『ねぇ、ママ』(秋田書店)で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。代表作に『繕い裁つ人』(講談社)、『プリンセスメゾン』(小学館)など。

「2022年 『よそんちの子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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