インターネット・ラヴ! (on BLUE comics)

著者 :
  • 祥伝社
4.44
  • (20)
  • (9)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 219
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396785727

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 時代が来た!売野先生はティアズマガジンで春田の犯行からの薔薇だって描けるよ、商業のみでしか追いかけられていないのですが、やっぱりこの"関係"たまらん…すぎる漫画のうまさ、ほんとうにうまい。うますぎる。まんがが、ものがたりが、ものすごくうまい。辛さは辛すぎず(いや、ルポルタージュは辛すぎる、が)嬉しさは心にずしんと。ラヴはラヴ。いかれる唾液とメガネ拭きをこえて、そして、このインターネット・ラヴよ…!
    感謝します。ご本人も書いていらっしゃるけれど、葛藤のない関係性が、わたしはもう葛藤のない時代…時期…にさしかかってきているのではなかろうか、とそうおもっているのだけれど…どうなのだろう。わたし自身の葛藤がないからかも。この関係性が、軽いのではなくかろやかなこのふたりのストーリーが、ずっと、ずぅと読みたかった物語だった。ありがとう。これからもずっと応援しています。

  • 売野先生のBL。推しの子はお隣り韓国の一般人。インスタのフォロワーというファンという概念ですら繋がれない。ハピエンで良かったけどうまくいかない世界線のほうがこの作者さんだったら本領発揮できそうなのにな。

  • 絵柄が商業BLの雰囲気にあまりない感じで新鮮、その絵柄だからこそ、韓国の男の子の雰囲気にマッチしていてお洒落だと思った。ファンが推しに会う系の話はよくあるけど、今作は主人公(推しを見てる側)の推しがフォロワー100人に満たない一般人の男の子(しかも韓国住み)だから目新しい。ノスタルジーな空気で何か大きなことが起きなさそう感じだけど、推しに会えるイベント発生らへんからグッと惹き込まれる展開があって面白かった。

  • ひょんなことからSNSで繋がった男性に恋をした男性の話。
    日本と韓国、SNSで5年つながっていたにもかかわらず、特に進展はなし。推しからDMが来る急展開。そこから推しが自分に会いに日本に来たという本当にあったら幸せでぶっ倒れそうな口実。
    なんやねんこれ!夢物語やないかい!って読みながら思ってしまった。
    けれども、読み進めると天馬の苦しさが胸にじんわり支配してくるんですよ。
    ウノくんの友人が、どう見てもゲイじゃん!相手はデートだと思ってるよって言ってきたけどだからなんだよ!!
    ゲイで何が悪い!好きな気持ちは性別関係ないやろ!ばーか!って心の中であっかんべーしときました。ごめんな友だち。考え方アップデートして戻ってきな。
    自分は性別よりもネトストの方に注力して読んでしまったために、そちらの方にホラーを感じてしまったけど、もうBLも百合もそういう言葉さえもなくして、ただの恋愛漫画でよくない?という個人の感想をここで述べておきます。
    もちろんこの作品だけではなくて、すべてにおいてですが。
    人を好きになること、その相手と幸せになろうとすることは誰でも平等に叶える権利はある。
    いい加減同性婚認めてくれよな。

  • ハッピーエンドで良かった ネトストしてる時間のもやもや感共感出来る

  • これを恋愛と認められたい

  • ハッピークィアラブストーリーだ!!大好き…ファッションも街もかわいくて最高でした

  • 素敵!
    一般誌の作家さんが描くBLって感じ
    きゃんってするやつ
    あとがき見て知ったけどもう23冊も出されている作家さんなのですね…知らなかった
    でもどこかでみたことあるような…


    優しい世界

  • 大好きな売野機子がバズった(らしい)! 1話のネトスト美祈の感情の機微がいっこいっこ、余りにもわかりすぎて、単行本の発売を心待ちにしてました 胸がいっぱいになります しあわせ!!

  • 絵柄も好きだし、絶妙なワードチョイスと展開、今時な感じも良くって、ハッピーになった!

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

売野機子(うりの・きこ)漫画家。東京都出身。
2009年「楽園 Le Paradis」(白泉社)にて、『薔薇だって書けるよ』『日曜日に自殺』の2作品で同時掲載デビュー。
『薔薇だって書けるよ―売野機子作品集』(白泉社)、『ロンリープラネット』(講談社)、『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』(新書館)、『売野機子のハート・ビート』(祥伝社)、『ルポルタージュ』(幻冬舎)ほか、著書多数。

「2019年 『ルポルタージュ‐追悼記事‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

売野機子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×