書家101 (ハンドブック・シリーズ)

  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403250743

作品紹介・あらすじ

奇人、狂人、悪人達が書の美を磨きあげた。中国50人、日本51人、合計101人の書家が、いまあなたの肺腑を衝く。

感想・レビュー・書評

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  • 意外に中国の書家は 政治家が多くて かなり 濃い人生ですね 左遷や 殺害 失脚 そのため奇行も多く 自殺される人も 政治家の書が 珍重されていたというのが 面白いですね 日本は僧が多いけど 光明皇后の書が 勇ましく格好いいです

  • 中国と日本の歴史上の著名な書家とその作品についてのハンドブック。
    書家といわれる人々は芸術家タイプというか、かなり問題のある人々も多いので読み物的にも面白く読めます。
    しかし、新書館のこのシリーズは初心者が辞書的に使うのが目的と思うので
    書家の先生による各書家の評は正直いらないかな・・と思う。
    でもハンディな本なのに情報量はかなりのものなので、しっかり活用させていただいてます。

  • 新書館のハンドブックシリーズ。

  • 中国と日本の書家、計101人について、代表的な作品を上げつつ、その書家の人生と背景、特徴を説明した本。
    石川九楊が監修したこともあり、全体を通して、石川流の考え方による解説となっているが、それぞれの記載は悪くはない。全面的に納得はできないものの参考書としては十分。

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著者プロフィール

書家。京都精華大学客員教授。1945年福井県生まれ。京都大学法学部卒業。1990年『書の終焉 近代書史論』(同朋舎出版)でサントリー学芸賞、2004年『日本書史』(名古屋大学出版会)で毎日出版文化賞、同年日本文化デザイン賞、2009年『近代書史』で大佛次郎賞を受賞。2017年東京上野の森美術館にて『書だ!石川九楊展』を開催。『石川九楊著作集』全十二巻(ミネルヴァ書房)、『石川九楊自伝図録 わが書を語る』のほか、主な著書に『中國書史』(京都大学学術出版会)、『二重言語国家・日本』(中公文庫)、『日本語とはどういう言語か』(講談社学術文庫)、『説き語り 日本書史』(新潮選書)、『説き語り 中国書史』(新潮選書)、『書く 言葉・文字・書』(中公新書)、『筆蝕の構造』(ちくま学芸文庫)、『九楊先生の文字学入門』(左右社)、『河東碧梧桐 表現の永続革命』(文藝春秋)、編著書に『書の宇宙』全二十四冊(二玄社)、『蒼海 副島種臣書』(二玄社)、『書家』(新書館)、作品集に『自選自註 石川九楊作品集』(新潮社)、『石川九楊源氏物語書巻五十五帖』(求龍堂)などがある。

「2022年 『石川九楊作品集 俳句の臨界 河東碧梧桐一〇九句選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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