- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403521812
感想・レビュー・書評
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【あらすじより】
ホテルマンの多和田はゲイである己に罪悪感を抱き、29歳になるこの年まで恋愛経験がなかった。ある日、親友の石野から男性を紹介されることになる。待ち合わせ場所に現れた男に多和田は一目で惹かれるが、実はそれは別人。来られなくなった相手の代わりに伝言を頼まれた石野の従兄弟・新山が、美貌なのに初心な多和田に興味を覚え、ゲイのふりで話を合わせていたのだ…。偽りから始まるトゥルーラブストーリー。
【感想】
もーーー!すれ違い多いっ!我慢しすぎと健気は違うーwでも最後まで読むとまさにこの本のタイトル通りの恋のはなしでした。途中ちょっとイライラしたりもしたけど好きな本です。 -
2が読みたいので再読。
新山が酷い男で切なすぎる!多和田にバレて早く痛い目にあえばいいのにと思いつつ、やっぱり切ないw -
砂原先生の本はやっぱり流石。
ノンケとの恋のはなしだったんだけれど、ちょっと展開は読めるけれども、それでも個々のキャラクターが良くて引き込まれるし、絶望感のあるところはこちら側も旨がぎゅーって締め付けられるような気持になった。
胸キュン作品だった。これの続きがあるらしいから早く読みたい。 -
《勝手に評価》
胸キュン度★★★★★
すれ違い度★★★★
エロ度★★★
俺様度★★★★
付き合う前と付き合い始めの二つの話が入っていてなんだかお徳感のある一冊でした!!!
新山の俺様度が半端ない、けどそれも多和田に対する愛ゆえの行為だから可愛いし(´ε`*)
恋愛初心者でウブな多和田、いろいろ考えてしまうところにが、年齢とミスマッチで可愛くて可愛くて(*´ω`*)新山のウソを信じきってしまうところがまた………〓
エロ度はそんなに高くないけど、やることはちゃんとやってます!!! -
攻めがろくでなしで途中まではハラハラしながら読んでたんだけど、わりとあっさりラブラブになった印象。攻めは元々ノンケで本当にろくでもないこと考えてたのにこんなに簡単に好きになっちゃうもんかなあ、という気はするけれど甘いのは大歓迎。萌えた。
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純粋でかなり後ろ向きの受けと勝手な奴の攻めとうのが印象なのですが、是非続編では攻めの新山を振り回して欲しいですね。展開的にも切なくてとても良かったですし、新山も今までの自分では考えられい自分の言動に戸惑っている感じがちょっとは好感持てました♪
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⇒『恋のはなし』
『恋のつづき~恋のはなし2』
<CD保有>
多和田知生 CV:武内 健
新山慶吾 CV:三木眞一郎 -
大好きな作品。何度も読み返しています。
タイトルがいいですよね。恋って相手が必要だし、でも、その恋人が自分の想っているとおりの恋心を本当に抱いていてくれているのか??深いです。
攻の新山は、初め好奇心や興味本位から、ゲイであることに引け目を感じている多和田に近付き、気がついたら後には引けないほど相手におちてしまうんですが、ここがかなりツボ。
いろいろ女とは人並み以上に付き合ってきたモテ男だけど、実は本当の恋というものをしたことがなかったのね。ジコチューで相手をちょっと思いやる優しさにかけていたのかも。
一方、多和田は至って真面目な性格ゆえ、自分の性癖を恥じて、晩生で誰とも付き合ったことすらない人生。だから、恋の駆け引きもわからないし、新山のちょっとした冗談や、ガキっぽい好きな子に仕掛けるような意地悪を真に受けてしまって。
二人の心情がとても丁寧に描かれているので、ものすごく感情移入しちゃいます。多和田のちょっと引き気味な態度と、ベッドでの変貌のギャップもとってもいいし。心底想ってるんだなとわかります。
躰で思いを伝えればいいと、ライトに考えていた新山が、真剣に恋することを知って涙する場面、泣けた。多和田が追っかけてきてくれなかったら、どうしてたんだろう。
希望通りの着地で胸を撫で下ろしましたが、今後も新山は相変らずあの調子かもしれないから、多和田が成長するしかないのかも。。。新山にはしっかりしてもらって、多和田にフォローさせないよう頑張ってほしいです。
続きがたのしみ。 -
砂原さん初読。
じれっとした描写が丁寧で面白かったです。
ゲイである事に悩んでいた主人公が同じ性癖だと紹介されて会った相手と懇意になる。
だが、相手は嘘をついていて…という王道ストーリー。
新山くんがムカつく性格をしていますが(笑)
可愛い気もあって嫌味でないキャラでした。