恋色ミュージアム (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523175

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  • 私設美術館館長×学芸員
    本社からやってきたキラキラした御曹司柚原。一目惚れしたものの、彼には婚約者がいた。あっという間に失恋したけど、どうしても柚原が気になってしまう征哉。そして柚原からもちょっと特別扱いされてるかも?と思っては舞い上がる日々。
    想いは募るばかりだが、そんなときついに彼が結婚すると知り、今までの思わせぶりな態度に今度は腹が立つばかり…

    ちょっとかなり前半征哉の勘違い暴走が激しいと思ったので星3つです。
    食事に誘われた!部屋に!ってだけでその後もう恋人気取り?みたいな腹の立て方に見えてちょっと…

    最初は慣れたふりして誘い受、それから柚原に変態性癖バレたら嫌われる!と怯えてるとこは可愛いですが。恋人がずっといなかったばっかりに変態妄想暴走中な受の話かも。
    いや、普段はシュっとした優しい学芸員さんなんですけどね…

  • (あらすじ)
    都内の私立美術館に仮採用された学芸員の征哉。ほどなくして、経営母体である京都本社から、新しい館長が着任した。創業者一族の御曹司・柚原だ。ギリシャ彫刻も凌ぐ美貌の新館長に、征哉はひと目惚れをする。だが、柚原にはすでに婚約者がいた。さらに、柚原は征哉が開催を熱望していた企画展の中止を決めてしまう。恋心も企画展も諦められない征哉は・・・・・?
    美の殿堂で繰り広げられるフェティシュ・ラブ❤️


    まさしくお尻に始まりお尻で終わりました。知識だけが半端ない受け好きです。
    あとがきに書いてあった「バルベリーニのフォーン」の画像を検索すると、この本が画像でアップされていたのを見て思わず茶を吹いてしまいました。

    みずかねりょう先生の描くスーツ姿の美男子眼福です。

  • ★3.6

  • ファースト鳥谷しず先生、控えめに言って最高オブ最高、格調高き変態な鳥谷ワールドに開眼、なんというインパクト、ストーリーの飛躍などもはやどうでもよいのだ。

  • 美術館の学芸員としてもお仕事BL部分も
    なかなか面白かったですし、
    受けが美尻フェチの変態と言う変化球が楽しかった!
    アダルトグッズ&AVコレクションの数々を
    真面目に鑑賞して勉強してる真面目な変態。

    攻めは最初冷酷だと思っていたのに、
    気持ちが通じ合ったらバカップルそのもの。
    誰も反対する人がいない平和なBL世界。

    攻めがお金持ちで金払いよすぎて楽しかったです。
    創作物は貧乏じゃない方が好き。

    エロでスーツをびしゃびしゃに汚しまくっても
    おつきの人がそっと新しいスーツを用意してくれる
    気の配りようは素晴らしかったですw

    エロもとても濃厚でした。
    受けからあれこれおねだりするのが面白かったです。
    泡立てるのってそんなにいいものなのだろうか…

  • またしてもこの世のものとは思われぬ美男紳士と変態出演だけど、今度は受けが強力な尻フェチでエロ厨。
    攻め変態は飽きたところだったので楽しめた。
    彫刻や絵画を巡るミニ知識も、すきな分野なので
    感心したり実物見てみたいと思ったり、
    付け焼き刃ではない作家さんの知識に感心した。
    でも、なんてことないように生涯伴侶というか、
    婚姻の約束するカップルは、3作目。どーかなー。
    別にホモセクシュアルに人生の影を、日向歩く仲でなし
    とは思ってないけど、こうもウキウキとされては、
    肉体に惹かれている受けの嗜好もあることだし、
    老いとか衰えが気になる現実派はハピエンに却って
    冷めてしまう。

  • 滑らかに雄尻フェチなゆきやくんに完全に同意したww
    公私混同しすぎじゃ…と思ったけど理想が目の前に現れたらそんなの関係ねぇなとww
    というか、美人でこんなに残念な受は初めて…!
    鳥谷さん初読だったのですが、新たな扉を開けてしまいましたw
    次はHENTAI攻が読みたいです!!

  • 受けが変態なのはめずらしいかも。受けに感情移入したので二人のすれ違いと誤解が解けた後もやもやが残りました。攻めにはもっと痛い目あえ!とか思ってしまう。
    続編で温泉予習の受けに笑う!この思考回路がいい。

  • みずかね先生の美しく清楚な外見がぶっ飛ぶほどの変態な受に笑ってしまいましたwww根が真面目なだけに余計可笑しい(≧∇≦*) ストーリー自体はたわいのないラブコメなのですが、えちシーンにしても状況や小道具1つとってもなんだか笑ってしまう。自分の好きな相手が目を離したすきに彫刻の臀部に顔を埋めてハアハア言ってたらwww(爆笑)もちろんラブや萌要素もありますしライトで笑えるBLとして楽しめます♪

  • ヘンタ…なんだけど、その一言で括るには可哀想なくらい健気ないじらしい受けが良かったです。
    ちょっとビックリ展開でハラハラしましたが、幸せになれそうで良かった良かった。
    楽しく読めました!

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著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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