chibilaさんの感想
2015年6月12日
あらすじ 極端な二面性を持つ人気アナウンサーの計と、懐の深すぎる映像作家の潮。知り合って一年、些細な諍いは絶えないながら仲良くやっていたふたり。そんなとき計は「ザ・ニュース」の裏番組に出演するタレントの木崎が、自分のせいで旭テレビのアナウンサー試験に落ちていたことを知る。好きでなったわけじゃない自分に、ここにいる資格はあるのか。迷いから調子を崩す計は、心配してくれる潮にも素直になれず…? おまけのような後半の国江多さんネタが面白かった。 ココに来て、このネタか?と思ったけれど、壁ドンの解答編の演出効果としては最高に良かった。 それにしても、あの台詞。素晴らしいです。 潮に向って言わせる言葉として、これ以上のものはなかった!!
bgさんの感想
2015年6月11日
お仕事の描写が素晴らしいと思います。
2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。