リバーサイドベイビーズ (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523984

感想・レビュー・書評

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  • あんまり期待もせずに読んだけど、なんだか面白かったな。って感じのお話でした。河原で暮らしてる高校生とその友達のお話。
    家庭の事情(?)で家にいたくないミケ。それになついてる実はお金持ちの子タマ。二人はいちゃもんつけてくるそこらのチンピラ高校生に絡まれながらも、最強コンビで河原の平和を守っていた。
    ミケみたいな生き方になんとなく憧れてるちょっとズレたタマがだんだん辛抱たまらなくなっていくところがなんとも言えず可愛いです。
    ファンタジーですので、なんで高校生がホームレス?とかあんまり突っ込むのは無しで・・・

  • 積本崩し。おバカなヤンキーの高校生同士、タマ×ミケ。タマに振り回されるミケという流れは明るくていいんですが、ミケの境遇が納得いかない。ホームレス高校生って、しかもそういう状態が中学生から続いてるっていうのがね… そのままにしてる親もおかしいでしょう! あとタマもね〜。最初の暴挙、あれはレイプ犯の思考だよ…と。いろんな事に引っかかりあまりハマれずに読んでいました。

  • この二人の関係は結構好き。もうちょっと三丈に男前さが欲しかった。

  • 高校生なのに、河川敷の小屋に住みついてるケンカがめっぽう強い受けと、一緒に連んで周りの別の高校生とケンカに明け暮れている相棒・攻めの話。


    高校生の話はピュアで好きです。
    この話も、高校生らしい純粋さが溢れてます。再婚した母親や家族の中に自分の居場所がないので浮浪者然と河川敷をねぐらにしてる高校生(受け)が主人公。

    高校生なのに自宅が河川敷の掘っ建て小屋、、タイトルと作家買いして失敗しちゃったなぁと思ったけど、コメディとしては面白い作品だと思います。砂原先生はこういう突拍子もないコメディ上手いですよね。
    高校生カプってでもきっと卒業したり、大人になったりと今と状況が変わると別れるのだろうな、と思うのだけど、この二人は早々に別れそうな気がする(笑)

    絵師さんは好みじゃないので挿絵は殆ど見てません。

  • 青春だわあ。熱いわあ。恥ずかしいわあ。

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