お試し花嫁、片恋中 (ディアプラス文庫)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524264

感想・レビュー・書評

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  • 話としては擦れ違いの王道系なんだけど
    攻めの性癖が(相手にのみ発動するにしても)変態すぎるので
    そこが一味違うところなんだろうなと。

    にしても妹の元カレとか大学の同期とか
    脅され過ぎでしょう幸野さん。
    ...つーか、内本酷すぎねぇか? 襲うとかないわー。
    そこまでじゃなくても話は動いただろうと思うのは私だけですか?
    (痛いの嫌い)

  • 設定も展開も好きだったけど、伏線の回収とかそもそもの散りばめ方だとかがちょっと浅いというか、慌ただしすぎて勿体無かったなー。せっかくシリアスな展開が盛られていたのだから、もっと行きすぎてドロドロにした方が、他に類がなくて良かったのにな。残念だった。。。左京先生のイラストが素晴らしい!

  • 妹のことで妹の元彼に脅迫され、金が必要だった幸野。
    ゲイのパーティに変態チックな衣装で給仕。これでどうにか金を稼ぐつもりだった。
    しかし、そのパーティにキャリア官僚の伊豆倉がおり、彼が金を貸してくれることに。なんだか彼に丸め込まれるように同居し、変態街道まっしぐら・・・?
    でもそこに愛がある感じで

  • 初っ端の淫猥なゲイパーティの給仕衣装に
    心持っていかれたけど、そのあとの展開は
    既視感ありありの、鳥谷節で、わくわくは
    しなかった・・。残念。
    市長への脅迫事件や妹のリベンジポルノ騒動も
    これ・要る(・・?エピソードだった気が・・。
    あわせて、ぺットのハリネズミ、すら私には
    不要だった。

    お高くとまった美形が、実は庶民派で、
    経験豊富に見えて実は無垢。結ばれたものの
    それは自分の中で踏ん切りつけるための哀歓・・
    ってネタバレですよー。
    乙女百合と名付けた尿道への一日2回の
    キッス習慣と、奥に伸びる亀頭の件は
    可笑しかった。

  • ▼あらすじ
    市役所秘書課に勤める幸野は、総務省から出向中のエリート・伊豆倉に 無利子で大金を貸してもらう代わりに、彼の家で同居することになり……?

    ***

    ★3.5
    うーん……なんていうか、読んでいて引っ掛かる点が多い作品だったな、と。
    まず、一番気になったのが物語の後半にかけての展開で、ちょっと不自然に感じるくらい色々と詰め込み過ぎな気がしました。
    受けが同級生にレイプされかけたり職場の人間が逮捕されたり攻めが刺されたりいきなり婚約者が現れたり…それはもう休む暇なく様々なトラブルが続き、ここまで詰め込む必要あったか?と思いました(^^;)
    その他にも細々とした要らない設定が多くて、何でこんなに詰め込んだのかなあ…とただただ不思議でした。

    それに妹の元恋人がクズ過ぎてイライラする上に攻めがどうやってリベンジポルノの件を解決したのか最後まで分からずじまいで非常にモヤモヤしました。
    あれだけの事をしておいてその問題の片付け方はちょっとあっさり過ぎるんじゃないの、と。

    あと、攻めがあんまり好きになれなかったなあ…と。
    これは私が敬語攻めにあまり興味が無いからかもしれませんが、何を考えてるんだかどこまでが本心なのか非常に分かりづらいキャラで、受けが恋心を自覚した瞬間も「えっ?そこまで好きになる要素あった?」って感じで正直、全く共感出来ず…(^^;)
    受けの同級生を威圧した時の攻めは普段、温厚なだけあってなかなか格好良かったのですが、個人的にキュンとしたのはそのシーンくらいかなあ…って。
    とにかく変わった攻めという印象が圧倒的に強く、敬語使いという事もあって私の趣味ではないかな、と。

    因みに濡れ場の描写も結構特徴的で、私的には良いとも悪いとも言えない微妙なラインでした(^^;)
    敬語攻めなら何でも美味しくいただけるという方にはお勧め出来ますが、説得力のあるストーリーを求めている方にはこの作品は向かないかもしれません。
    全体的に甘めの雰囲気なのと、最後はしっかりハッピーエンドなのでそこだけは良かったです。

  • 出だしの衣装にびっくりしたが、作者比では変態度は高くない。

  • ★3.7
    鳥谷さんお約束の攻めがやっぱり変態!乙女百合ってなんだ(笑)そのフェチ性も含め、最初っから受けのことが好きで、交換条件持ち出したっていうのがわかる描かれ方をしてるの萌える〜〜。受けには直接関係ないトラブル背負ったりへんな奴に付き纏われたり、職場で次から次にトラブル発生したりとちょっと詰め込みすぎだったかな〜。ハリネズミのハリオの可愛さに癒された。

  • いやー、やっぱりヘンタイでした。

  • 超スパダリの総務省キャリア×『雪の女王』と噂される美形市役所職員。
    夢のような上流生活なのに、HENTAI性が溢れ出ているせいで、なんだか身近に感じる不思議です(笑)
    さすが、新書館のエロ鉄人。
    乙女百合(!!)やハリネズミのハリオを愛でる二人の夫婦ごっこが、見どころです。

    冒頭、会員制高級クラブの様子が描かれているんだけど、ここが今回の鳥谷センセの本領発揮部分だと思いました。
    妄想すると、とんでもない光景が脳裏に浮かびました…

    伊豆倉と幸野の夫婦ごっこは、勘違いすれ違いがあって切なさもありながらとても優しい関係でした。幸野にとっては苦しいけど甘い生活!キスする場所がHENTAIなだけで、後はとても真面目な関係で二人が幸せになって欲しいと思わずにはいられない展開。
    幸野の幸せの前に立ちはだかるトラブルも、スパダリにかかるとあっという間に解決でした。ひねりつぶされればいいですよね~
    とても頼もしい伊豆倉でした!
    エロ的にも、二人の濃厚Hに満足です。
    ストーリーはちょっと説明過多で仰々しいところもあるけど、乙女百合を愛でるシーンはセンセらしいエロスで期待どおりでした!

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著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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