続・金星特急 竜血の娘(4) (ウィングス文庫)

著者 :
  • 新書館
4.00
  • (3)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403542442

作品紹介・あらすじ

蒼眼の葬送隊の襲撃のさなか桜が攫われた。必死で行方を追う三月たちだが、実は桜はロンドンに運ばれていた。頼りになる仲間たちと引き離され、桜の一人きりの戦いが始まる。緊迫の第4弾!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最後の人たちはもしかして。
    過去からちゃんと繋がっていそうで、ちょっと嬉しい。
    続きはどうなるのかな。

  • WEB連載で既に読んでいるので、かなりしんどい展開なのはわかっていたけど…これ、かなり加筆されている??1行2行とかのレベルじゃなく、がっつり新エピソードが足されているような…。さらに過酷な展開になっていて、さすが予測不能なシリーズだけある。
    ユースタスは辻褄が合わなくても気づけない催眠状態のようになっているらしく、前々からの私の疑問は一応は解決。砂鉄が暗号使うの七百年ぶりってはっきり言ってたよ、気付いてー!と思っていたら、もはやそれどころじゃなくなってしまった。
    使者のヤレドは登場時のエピソードが不快だったから、出番が増えてて戸惑いしかない。今後活躍しそうな気がするなぁ…やだなぁ。
    桜に新しい仲間ができそうな予感とともに終了。まだ正体はわからないけど、名前からして絶対にあの人の関係者なはず。
    そういえば桜に蒼眼が効かない設定なんて前からあったかな。そろそろ最初から読み返しておかないと混乱しそう。

    過去最長の書き下ろしは読み応えがあってよかった。アルハンブラ宮殿、一度見てみたいな。どれくらい広いのか知りたい。

  • 桜の身体能力がすごい。
    アルちゃんがいなくなって心配したけど、考えあってのことでよかった。
    砂鉄とユースタス、いい感じになりそうかと思ったけど、リセットつらい。
    欠けた部分は戻らないのかな。
    夏草もだけど、各々大事なもののことで不便になるなんて。
    伊織はいつででくるのかしらね。
    グラナダの王様、あんな王様がいてもいいかなって思っちゃった。ロマンだね。

  • 今回は特に桜が危機ではらはらした。おばちゃん心配……。

  • 蒼眼の葬送隊の襲撃のさなか桜が攫われた。必死で行方を追う三月たちだが、実は桜はロンドンに運ばれていた。目が覚めると、蜜蜂と話していたイリヤが桜の能力を試そうとしてきて、アルちゃんは普通の蜥蜴のように話さなくなってしまっていた。頼りになる仲間たちと引き離され、桜の一人きりの戦いが始まる。

    今回もめちゃくちゃ面白かったしハラハラドキドキだった!でもやっぱり三月たちと桜の会話がないのは寂しい・・・アルちゃんが無事だったことだけが救いです。蜜蜂が寝返ってくれそうで少し期待しているけれど、結局彼は桜に無自覚だけど惹かれてるんだよな。旅の最後には本当の仲良しになれてるといいな。ママの矢を武器に桜がどう戦っていくのか(今後、蒼眼がどれくらいいるのか知らないけど、いくら追加があっても圧倒的に数が足りない気がする)、そして何より衝撃の展開すぎたユースタスの記憶がどうなるのか、気になりすぎて完結まで絶対死ねない!!

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

うれしの・きみ
長崎県出身。魚座・B型。『小説ウィングス』2006年夏号『パートタイム・ナニー』にてデビュー。著書には講談社文庫『妖怪極楽』のほか、『ペテン師一山400円』、『金星特急』シリーズ、『異人街シネマの料理人』シリーズなどがある。世界放浪とお酒が好き。

「2016年 『黒猫邸の晩餐会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

嬉野君の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×