星のとりで~箱館新戦記~(1) (ウィングス・コミックス)

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  • 新書館
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784403622441

感想・レビュー・書評

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  • 第1巻は戊辰戦争中新撰組が会津〜仙台〜蝦夷へ向かうところまでのお話(*´∀`*)土方さんの小姓市村鉄之助くん達から目線で語られる。兎に角厳しいながらも優しい土方さん(ノω`*)小姓達が土方さんを慕って取り巻く姿が可愛らしいです。鬼の様に怒っている土方さんがカッコいいと思ってしまった辺り重症でしょうか?w星さんも出てきて(イケメン!w)…今後伊庭さんも出るかな?(*´∀`*)続きが楽しみです!2017.6.29.読了。

  • 久しぶりにコミック売り場へ行ったら最新刊3巻が目に入り、碧也ぴんく(「八犬伝」愛読してました)が土方さんの漫画を描いてる!?と知らなかったので驚いて、そういえば土方さんの命日は5月11日(※旧暦)じゃないか!と思い出したらこれも縁、というわけで1巻からまとめてお買い上げです。

    新選組ものというとやっぱりどうしても沖田さん近藤さんが亡くなったあたりで終わるのがほとんどで、その後1年、土方さんが函館で戦い続けたことは、付け足しの後日譚程度にしか描かれないことが多いけれど、本作はむしろがっつり、会津以降函館へむかうところからスタート。

    主役はもちろん土方さんだけど、視点になるのは少年隊士たち、おなじみ市村鉄之助&田村銀之助。新選組古参隊士としては、島田魁、山野八十八、蟻通勘吾ら、そして安富才助、野村利三郎、相馬主計がかなり重要ポジションで登場。中島登はまだ影が薄い。

    函館戦争は新選組残党はもとより、幕府軍の主要人物(榎本武揚、大鳥圭介)から、衝鋒隊の古屋佐久左衛門、その弟で医師の高松凌雲、彰義隊の残党(春日左衛門!)遊撃隊の残党(伊庭八は1巻ではまだ登場せず)といった幕府軍だけでなく、仙台藩・額兵隊の星恂太郎、唐津藩の三好胖(幕府老中・小笠原長行の甥っ子)といった各藩の佐幕派残党が続々と集まってくるところがテンションあがるポイントなので、そのへんをしっかり描いてあるところがとてもいい。

    無駄にロン毛だったりありえない髪型の美形オンパレードに序盤は戸惑うも、慣れれば大丈夫、少女マンガだものイケメン大事(笑)1巻は蝦夷上陸あたりまで。

  • 箱館の話を読みたいのに、多くの新選組まんがではそこまで到達しない!さあこれからという中途半端なところで打ち切りになることがあまりにも多い…やきもきする。

    しかし「星のとりで」は箱館メイン。一巻では会津から始まりすでに蝦夷に渡っている。もうすぐ箱館の話が読める。安心。

    (黒乃先生の「ピースメーカー鐡」もいい加減箱館に戻って!)

    表紙や扉の印象と違って、土方はあまり出てこないんですけど…主役も鉄くんや銀くんだし。

    あとがきによるとこの作品は三部構成で、第一部が子どもたち(鉄くんほか)、二部は土方の側近(野村、相馬ほか)、三部は土方の視点で描く予定とのこと。

    三部まで読みたいものです。

    コミックスの売上や雑誌のアンケートで三部まで描けるかどうか決まるそうです。

    シビアね。

    ファンタジー、SFの強いウィングス連載で碧也先生もそういうイメージだけど、転生も超能力もパラレルワールドもなく、普通に歴史まんがです。架空の人物もいないようです。

  • 土方さん及び新選組が好きで色々読んだけど
    不思議と函館戦争は読んだことなかったなぁ。
    おおまかに知ってるだけだったんだけど…
    この物語は慶応四年八月の会津から始まり
    土方さんたち新選組が他の徳川脱走軍と共に
    開陽丸などに乗り蝦夷地に渡る…までを
    土方さんのお小姓・市村鉄之助目線で描いたモノ。
    決死の想いで海を渡り蝦夷地・鷲ノ木へ着いた新選組&旧幕府軍、
    この後どうなるか分かっててもやはり新選組の話は読みたい。
    ここら辺の話、
    地元なのに詳しく知らないので新鮮な感じで読めた。

  • 幕末の歴史をちょろっとしか知らない人間からしたら、始まった時点でもうほとんど沈んでしまってる感じがしてしまいます。
    もう時間はほとんど残されていないんじゃないの?って。
    ただ尻すぼみに消えゆくだけじゃない新選組があるのか、それとも、その消えゆく姿を深く掘り下げていくのか、興味深く読みます。

  • 会津を離れて箱館に渡る新選組の物語です。土方を慕う小姓の少年たちから見た話なのできゅんとくる!

  • チーム箱館の漫画が読める日が来るとは!

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