- Amazon.co.jp ・マンガ (113ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403671531
感想・レビュー・書評
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『銀の匙』の映画も公開中な荒川さんによる、当世農業事情・第3弾。
コメディタッチなのは相変わらずですが、親父さんとか、
所々に“農業”に対する強い想いが籠められています。
それだけに、警句もなかなか手厳しく伝わってきました。
個人的には、生産調整とかで牛乳を捨てたりとか、
かなりの無駄にしか見えないのですが、、
その辺り、素人考えではない判断があるのでしょうか。
一度、その辺りの両論を読んでおかないとなとも。
うちも、曾祖父までさかのぼれば農家ですし、
決して他人事では無いんですよね。。
祖父は二男か三男だったので放り出されて従軍してましたが、
それでも若干の田畑は実家に残ってたりします。
ちょっと前までは、生活基盤が東京にある事もあって、
自分の代になったら何も考えずに処分するつもりでしたが、、
収益が出るような土地では無いのは確かですが、
それでも、処分するにしてもきちんと向き合わないとなと、あらためて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
農業エッセイコミックの第3巻。
自分、牛乳飲むと腹痛起こすので大人になってから牛乳飲まないようにしているのですが、これを読んでてしぼりたての牛乳を飲みたくなりました。
とりあえず低温殺菌のやつを飲んでみるところから始めますかね。
しかしながら、これだけ厳しい労働環境の中でどうやって漫画家デビューへの道を切り開いたのかと思っていたら、まさかの「寝なきゃいい」とは(笑) -
新刊が出てる!とブクログの新刊案内で知り急いで買ってきました。相変わらず面白い。田舎暮らしって大自然に抱かれてありのままの姿で暮らせるとか夢見がちな事を考えている人に頭から冷や水ぶっかけるような現実が描かれていて面白い。実際、農業なんて虫や雑草、病気や天候との恒常的な戦いな訳ですからね~。
実際、一次産業従事者には頭が下がります。
害虫や害獣、害鳥なんかの判断も所詮は人間の定義なんだよなあ…ということがよくわかります。でも良いものが買える人はちょっと傷がついたり形が変な野菜を避けて買うんだよな。やっぱり一次産業従事者の方には頭が下がります。 -
銀の匙と並行して読むと、農業の奥深さと楽しさを味わえる。
最強の農業集団である荒川一家。
大変だけど、楽しそうな日々。
おいしく野菜を食べたいなぁと思ってりもしたりするのである。 -
あー、会社で勤めてた時に段ボール箱作るやつ使ってたー
かうすれば面白くなった―
あとカラーで白黒って贅沢だー
お父上様大暴走―
面白い― -
おもしろい
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農家の大変さがこれでもかって書かれているのに、あまりにも楽しそうに書いてあるので「農家っていいかも!」って思えてくる作品。
40で自転車の乗り方を覚え60でトラクターの運転を覚えたというばあさんの、人生の幕引きが見事。そんなアクティブなばあさんとの生活はものすごく大変そうですけど、荒川弘さんのバイタリティはここからきてるのかなと思うととても納得できる。 -
漫画家になるまでの7年間の農業生活を描いたシリーズ第3弾。
タフで凄いなと感心しつつ、笑いもあり、とても楽しめる作品でした。 -
3巻目でもまだまだ面白い。
銀のさじより面白さが凝縮されている。ぜひこっちもアニメ化して欲しい。 -
「銀の匙」の荒川さんが描く自叙伝?百姓貴族の第3巻です。やるなぁ、ますます面白くなっていく。
ところで、荒川さんって女性だったんですね・・・やるなぁー。