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- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404041821
感想・レビュー・書評
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まさに幻想芸術。ギリシャ神話と新旧聖書世界、仏教アジア美術が同居してて違和感のない不思議な世界観です。
仏像顔の天使がいたり、淑女然とした怪物がいたり。同じ主題でも少しずつ違う雰囲気だったり、同じポーズが繰り返し出てきたり…意味深でミステリアスでついつい深読みしたくなる絵ばかり。
天国的なきれいな絵というよりは、裏側の不気味さがあり、若干魔術寄りの志向。顔色のいいひとはあまりいません。
装飾が細かく視覚情報過多。東南アジアの遺跡を思わせる執念を感じます。
基本的には画集で、ちょっとしたコメントと、文章が章の終わりに数ページ。表紙の「出現」が印象的。
表紙買いでしたが悔いはありません。詳細をみるコメント0件をすべて表示